
牛マジムンが出てきてみんなの命をとってしまう。それで、こんなことではいけないと王様が武士をすべて集めて退治させるが、だれも退治することができない。ある力持ちの武士がいた。イチヌスーという武士であった。その人は山川のイチグスク御殿に祀られている。この人が「自分が退治しておみせしましょう」と今の松川に赤木があったそうだ。その赤木の上に登ってまちうけていたら牛が出てきた。そして、牛に飛び乗って角をつかまえたらこの牛は角をつかまれているから、上のとりと下のとりを行ったり来たりした。そうするとイチヌスーは手をはなしたら自分は死ななければいけないのでずっとつかんでいた。つかれはてても角ははなさなかった。そうするうちに世はあけて、それを見るとガン(死んだ人をのせる物)であった。その角であったらしい。これは松川の部落の人が捨てたので、年百年も何万年も死んだ人をのせているから魂がのりうつっていた。そしてこれが幽霊になって人の命を取っていた。それで、焼いて坊さんを呼んでお祈りをして今は繁多川にお寺を造ってほうむってある。
| レコード番号 | 47O360141 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C006 |
| 決定題名 | 牛に化けたガン(シマグチ混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上地信子 |
| 話者名かな | うえちのぶこ |
| 生年月日 | 19231205 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19820216 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字伊保之浜調査5班T06A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P641 |
| キーワード | 牛,マジムン,イチヌスー,イチグスク御殿, |
| 梗概(こうがい) | 牛マジムンが出てきてみんなの命をとってしまう。それで、こんなことではいけないと王様が武士をすべて集めて退治させるが、だれも退治することができない。ある力持ちの武士がいた。イチヌスーという武士であった。その人は山川のイチグスク御殿に祀られている。この人が「自分が退治しておみせしましょう」と今の松川に赤木があったそうだ。その赤木の上に登ってまちうけていたら牛が出てきた。そして、牛に飛び乗って角をつかまえたらこの牛は角をつかまれているから、上のとりと下のとりを行ったり来たりした。そうするとイチヌスーは手をはなしたら自分は死ななければいけないのでずっとつかんでいた。つかれはてても角ははなさなかった。そうするうちに世はあけて、それを見るとガン(死んだ人をのせる物)であった。その角であったらしい。これは松川の部落の人が捨てたので、年百年も何万年も死んだ人をのせているから魂がのりうつっていた。そしてこれが幽霊になって人の命を取っていた。それで、焼いて坊さんを呼んでお祈りをして今は繁多川にお寺を造ってほうむってある。 |
| 全体の記録時間数 | 3:53 |
| 物語の時間数 | 3:43 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |