勝連バーマ(共通語)

概要

昔、今から300年前の時代に勝連バーマという人がいた。この人はウッチサバクイ(今は区長・議員)で島の勝連の有力者であった。この人はある時首里の王朝からリングムイを掘れと命令されて、勝連バーマは皆を一生けんめいに働かせていた。みんなも、夜があけないうちから夜はおそくまで働いた。勝連バーマは人々があまりにも疲れているのを見かねて王朝に「今日は月が登るまで働かせましょう」と申し出たので、王朝は勉強不足で月は夜しか登らないと思っていたのでみんなを長らく働かせることができると喜んでいた。勝連バーマは知恵の優れた人だったので、人々に「今日の仕事はこれで終わり、皆終わっていい」といった。王朝の部下の武士は怒って「まだ昼なのにどうして仕事をやめさせるのか」とどなりこんだ。でも勝連バーマは「もう新月があがっています」といった。王朝は勝連バーマと約束をしていたので何もいうことができなかった。勝連バーマのとんちには王もまいってしまった。勝連バーマ土地の人々は逆らうことができないのでとんちを働かせた。

再生時間:4:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O360117
CD番号 47O36C006
決定題名 勝連バーマ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 嘉手苅喜一
話者名かな かでかるきいち
生年月日 19151130
性別
出身地 西原町字仲伊保
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字12区試験場地調査03班T05B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 祖父から聞いた
文字化資料
キーワード 勝連バーマ,十日月,知恵比べ,
梗概(こうがい) 昔、今から300年前の時代に勝連バーマという人がいた。この人はウッチサバクイ(今は区長・議員)で島の勝連の有力者であった。この人はある時首里の王朝からリングムイを掘れと命令されて、勝連バーマは皆を一生けんめいに働かせていた。みんなも、夜があけないうちから夜はおそくまで働いた。勝連バーマは人々があまりにも疲れているのを見かねて王朝に「今日は月が登るまで働かせましょう」と申し出たので、王朝は勉強不足で月は夜しか登らないと思っていたのでみんなを長らく働かせることができると喜んでいた。勝連バーマは知恵の優れた人だったので、人々に「今日の仕事はこれで終わり、皆終わっていい」といった。王朝の部下の武士は怒って「まだ昼なのにどうして仕事をやめさせるのか」とどなりこんだ。でも勝連バーマは「もう新月があがっています」といった。王朝は勝連バーマと約束をしていたので何もいうことができなかった。勝連バーマのとんちには王もまいってしまった。勝連バーマ土地の人々は逆らうことができないのでとんちを働かせた。
全体の記録時間数 5:03
物語の時間数 4:52
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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