普天間権現由来 苧環型(シマグチ)

概要

ここにたいへんきれいな人が生まれた。この人は家から外には出てこなかった。しかし、人がいない時には出てくる。ある侍が、きれいな人がいるといって、毎日そこへ通っていた。そして、そこの女中が「今日は外に出てミミズをさがすよ」とこの侍にいったので、侍は「今日は見ることができた」といった。女は「私は人に見られてしまった。私は人間に生まれてきたけど、あたりまえの人間ではない」といって母親のつないである苧をすびいて、ウーキヌミー原から普天間の洞窟へ入っていった。それから母親は毎日そこへ通って泣いていた。そして49日の日に通って泣いていたら(女が)生きたときの姿になって出てきた。「私は人間ではなかった。私はこの洞窟に入っているのではなく、天に上っているので、もうこなくてもいいよ」と、母親にいった。

再生時間:2:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O360064
CD番号 47O36C004
決定題名 普天間権現由来 苧環型(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 泉川寛三
話者名かな いずみかわかんぞう
生年月日 19030310
性別
出身地 沖縄県西原町仲伊保
記録日 19820219
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字兼久調査12班T03B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 普天間権現,洞窟,美女
梗概(こうがい) ここにたいへんきれいな人が生まれた。この人は家から外には出てこなかった。しかし、人がいない時には出てくる。ある侍が、きれいな人がいるといって、毎日そこへ通っていた。そして、そこの女中が「今日は外に出てミミズをさがすよ」とこの侍にいったので、侍は「今日は見ることができた」といった。女は「私は人に見られてしまった。私は人間に生まれてきたけど、あたりまえの人間ではない」といって母親のつないである苧をすびいて、ウーキヌミー原から普天間の洞窟へ入っていった。それから母親は毎日そこへ通って泣いていた。そして49日の日に通って泣いていたら(女が)生きたときの姿になって出てきた。「私は人間ではなかった。私はこの洞窟に入っているのではなく、天に上っているので、もうこなくてもいいよ」と、母親にいった。
全体の記録時間数 2:32
物語の時間数 2:15
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP