
この人が18才になった時「弁ヶ嶽をもってこい」と鹿児島から命令された。その時代には60才になると太っている親はみんなで食べて、やせている親は崖の下に連れて行って捨てた。(老人に)「こんな問題が出されているがどうしたらいいでしょうかおじいさん」と聞きに行った。(老人は)「こんな問題がわからないか。それでは鹿児島にそれを掘るヘラを持ってこい」と言った。国頭サマのカミという人は一日で鹿児島と沖縄を往復することができた。それでこの人が鹿児島に言うと「沖縄はここより知恵がある」と言った。今年は「灰の綱を持ってこい」と言った。城の人たちは「灰で綱をつくれるか」と言った。するとモーイ親方は麦の稿で綱を作って燃やしてこれで灰の綱になった。これを鹿児島にもって行った。モーイ親方が親を崖の下に捨てないようにさせた。
| レコード番号 | 47O360057 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C003 |
| 決定題名 | モーイ親方 殿様の難題(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 泉川寛三 |
| 話者名かな | いずみかわかんぞう |
| 生年月日 | 19030310 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町仲伊保 |
| 記録日 | 19820219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字兼久調査12班T03A18 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『西原町史 別巻 西原の民話』P177 |
| キーワード | モーイ親方,鹿児島,薩摩,親棄,殿様の難題 |
| 梗概(こうがい) | この人が18才になった時「弁ヶ嶽をもってこい」と鹿児島から命令された。その時代には60才になると太っている親はみんなで食べて、やせている親は崖の下に連れて行って捨てた。(老人に)「こんな問題が出されているがどうしたらいいでしょうかおじいさん」と聞きに行った。(老人は)「こんな問題がわからないか。それでは鹿児島にそれを掘るヘラを持ってこい」と言った。国頭サマのカミという人は一日で鹿児島と沖縄を往復することができた。それでこの人が鹿児島に言うと「沖縄はここより知恵がある」と言った。今年は「灰の綱を持ってこい」と言った。城の人たちは「灰で綱をつくれるか」と言った。するとモーイ親方は麦の稿で綱を作って燃やしてこれで灰の綱になった。これを鹿児島にもって行った。モーイ親方が親を崖の下に捨てないようにさせた。 |
| 全体の記録時間数 | 5:43 |
| 物語の時間数 | 5:35 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |