
三味線の大家の幸地亀千代。あの人ね、なにも罪もない人に、水釜中の人が、ウフゲンナー遊ばーと言ってね、すぐ大変みんなで叱りよったの。何も罪もない、何も悪いこともしないこの大家になるために、仕事やらなかったから、フユーナムン、ウフゲンナーと言ってね、この人を怒りよったが、また、女の親は、お婆さんはねえ、「ぬーがひゃあ、いったーちらかかてぃーる、わったーくゎ、あしどーるひゃあ、なあねえねえのじん、ちかてぃどぅあしどーる、いったーがあねー、いるものあらんどーや(なんで、あんたたちの為に、私の子供は遊んでいるんだ。お姉さんのお金を使って遊んでいるのにあんたたちがそう言うものじゃないよ)。」と、大変怒りよったさ。お婆がすぐもうウージぬ下葉か、かさじゃい(サトウキビの下葉をとったり)、芋掘ったり、大変お婆が働いてよ、遊ぶ子どもの分までも、そうしよったが、自分は思うのに、何も罪もない、悪いこともしない人を字中の人が悪口言って、不思議だったねえと思う。だから、アルゼンチンからえー、外国中巡って来て、あんなにもう大家なって、あの人は、三味線のこの試験取る職していたよ。三味線引いて、こう賞を番付するでしょ。もうこの方は七三で亡くなったが、私たちの主人とは、いとこになりよった。大変今になって不思議に思うくらい、その罪もないのにこんなに、悪口言って、こんなに大家になるためにだったんだねえと思う。そのくらいしか分からんね。
| レコード番号 | 47O416653 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C353 |
| 決定題名 | 三線名人幸地亀千代(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 幸地カマド |
| 話者名かな | こうちかまど |
| 生年月日 | 19210720 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 嘉手納町水釜 |
| 記録日 | 19940918 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T58A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 30 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 三味線の大家,幸地亀千代 |
| 梗概(こうがい) | 三味線の大家の幸地亀千代。あの人ね、なにも罪もない人に、水釜中の人が、ウフゲンナー遊ばーと言ってね、すぐ大変みんなで叱りよったの。何も罪もない、何も悪いこともしないこの大家になるために、仕事やらなかったから、フユーナムン、ウフゲンナーと言ってね、この人を怒りよったが、また、女の親は、お婆さんはねえ、「ぬーがひゃあ、いったーちらかかてぃーる、わったーくゎ、あしどーるひゃあ、なあねえねえのじん、ちかてぃどぅあしどーる、いったーがあねー、いるものあらんどーや(なんで、あんたたちの為に、私の子供は遊んでいるんだ。お姉さんのお金を使って遊んでいるのにあんたたちがそう言うものじゃないよ)。」と、大変怒りよったさ。お婆がすぐもうウージぬ下葉か、かさじゃい(サトウキビの下葉をとったり)、芋掘ったり、大変お婆が働いてよ、遊ぶ子どもの分までも、そうしよったが、自分は思うのに、何も罪もない、悪いこともしない人を字中の人が悪口言って、不思議だったねえと思う。だから、アルゼンチンからえー、外国中巡って来て、あんなにもう大家なって、あの人は、三味線のこの試験取る職していたよ。三味線引いて、こう賞を番付するでしょ。もうこの方は七三で亡くなったが、私たちの主人とは、いとこになりよった。大変今になって不思議に思うくらい、その罪もないのにこんなに、悪口言って、こんなに大家になるためにだったんだねえと思う。そのくらいしか分からんね。 |
| 全体の記録時間数 | 3:34 |
| 物語の時間数 | 3:02 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |