
火玉が家に住んでいたってお話があったんでぃ。あれよ、昔の人よ、やちむんカーミー よ、あれが何も、品物が入ってない場合よ、蓋開けて置いては絶対できないと言う習慣があったさあ。蓋閉めてあればいいがよ、空っぽの物、何も入れないで蓋開けて置いたらよう、お爺さん達が、非常に子供達怒るよったって。「くれ火玉が巣、住処する。」と言いよったんでぃ。この一番先、食べるものハチと言うさあ。お茶でもよう、ちょっと薄い時には、最初の物はハチと言うさあ。何も一番の物には、少しは食べて置かんとよ、あの火玉が食べるからよ。だから、何時でも物は炊いたらよ、おいしくもなくて欲しくうもなくてもよ、女は必ず少し小は食べて待ちゅことって。今から言えば、自分が炊いた最初のを食べる女、あんまりいないでしょうな。ハチと言うものは、これ味見さあ。また、炊いて腐れ物置いたらよ、本当の火玉が食べて太って、このカーメー小のいっぱいなって太ったらよ、カミン火着けて出よって火事になるって。だから、こんな事していかないんでぃる、教育があったって。だからよ、この火玉って化け物はよ、台所に隠れて火をつけるが、必ず女って。だから、これがよ、火事が、出る場合はよ、その時には、合図する物は、合図するの鐘打つとか、何鳴らすとか、電話するとか、何にもないわけさ。外に行ってホーハイホーハイしてしゃべりよったさあ。女はようホーと言い切れんはずよ。だからよ、この火玉と言うの女であると言うことになているからよ、ホーハイホーハイして、ホーハヤーちょち意味であったって。火玉にみんなあっち見て笑わっていると言って、これに恥かささせて逃がすという意味って。だから、火が燃えたらよ、ホーハイホーハイしてあって、これは聞くだけでよ、しゅぐみんな感じて来よったがよ。だから、これは、このカーメはよ、んんながあの置いたら大変。また水入れて置いたらいいが、これ火玉が入るから、出来なければ蓋は必じゅきちっと閉めておきなさいって。また、物ぬ、最初の物炊いたら、最初は必ず少しは、ハチと言うの食べなさいと言うて、女ががこんな事しないと、嫁さんしなかった。これ分からんで出来んと、しゅぐ明日は、実家に帰りなさいって行かされよったって。昔の人はよ、何かこっちのお家に、事故があったり泥棒が入ったりする場合にはよ、こういう癖があたって。何があって人呼ぶ場合にはよ、「私達に強盗小みたような、暴力団が来ているから来なさいよう。」と言った場合には、悪い者に見られたら後はまた自分も、うるさいと考えて、近所の人も遠慮し来なかったって。だけど、ホーハイホーハイしたら、お家が焼けとぅ事が決まっているからよ、みんなよく集まって、早く来よったって。ホーハイホーハイしたらよう、「もう大変さあ。」ちぇ聞くだけは、全部すぐ来るがよ、こっちから泥棒がいるよーしーねーや、ならべく一番には行かないと考え方しよったって。
| レコード番号 | 47O416448 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C342 |
| 決定題名 | 火除けのホーハイ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 幸地維次郎 |
| 話者名かな | こうちいじろう |
| 生年月日 | 19080229 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 嘉手納町兼久 |
| 記録日 | 19940919 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T45A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | - |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | かでなの民話P239 |
| キーワード | 火玉,カーミー,台所,ホーハイホーハイ |
| 梗概(こうがい) | 火玉が家に住んでいたってお話があったんでぃ。あれよ、昔の人よ、やちむんカーミー よ、あれが何も、品物が入ってない場合よ、蓋開けて置いては絶対できないと言う習慣があったさあ。蓋閉めてあればいいがよ、空っぽの物、何も入れないで蓋開けて置いたらよう、お爺さん達が、非常に子供達怒るよったって。「くれ火玉が巣、住処する。」と言いよったんでぃ。この一番先、食べるものハチと言うさあ。お茶でもよう、ちょっと薄い時には、最初の物はハチと言うさあ。何も一番の物には、少しは食べて置かんとよ、あの火玉が食べるからよ。だから、何時でも物は炊いたらよ、おいしくもなくて欲しくうもなくてもよ、女は必ず少し小は食べて待ちゅことって。今から言えば、自分が炊いた最初のを食べる女、あんまりいないでしょうな。ハチと言うものは、これ味見さあ。また、炊いて腐れ物置いたらよ、本当の火玉が食べて太って、このカーメー小のいっぱいなって太ったらよ、カミン火着けて出よって火事になるって。だから、こんな事していかないんでぃる、教育があったって。だからよ、この火玉って化け物はよ、台所に隠れて火をつけるが、必ず女って。だから、これがよ、火事が、出る場合はよ、その時には、合図する物は、合図するの鐘打つとか、何鳴らすとか、電話するとか、何にもないわけさ。外に行ってホーハイホーハイしてしゃべりよったさあ。女はようホーと言い切れんはずよ。だからよ、この火玉と言うの女であると言うことになているからよ、ホーハイホーハイして、ホーハヤーちょち意味であったって。火玉にみんなあっち見て笑わっていると言って、これに恥かささせて逃がすという意味って。だから、火が燃えたらよ、ホーハイホーハイしてあって、これは聞くだけでよ、しゅぐみんな感じて来よったがよ。だから、これは、このカーメはよ、んんながあの置いたら大変。また水入れて置いたらいいが、これ火玉が入るから、出来なければ蓋は必じゅきちっと閉めておきなさいって。また、物ぬ、最初の物炊いたら、最初は必ず少しは、ハチと言うの食べなさいと言うて、女ががこんな事しないと、嫁さんしなかった。これ分からんで出来んと、しゅぐ明日は、実家に帰りなさいって行かされよったって。昔の人はよ、何かこっちのお家に、事故があったり泥棒が入ったりする場合にはよ、こういう癖があたって。何があって人呼ぶ場合にはよ、「私達に強盗小みたような、暴力団が来ているから来なさいよう。」と言った場合には、悪い者に見られたら後はまた自分も、うるさいと考えて、近所の人も遠慮し来なかったって。だけど、ホーハイホーハイしたら、お家が焼けとぅ事が決まっているからよ、みんなよく集まって、早く来よったって。ホーハイホーハイしたらよう、「もう大変さあ。」ちぇ聞くだけは、全部すぐ来るがよ、こっちから泥棒がいるよーしーねーや、ならべく一番には行かないと考え方しよったって。 |
| 全体の記録時間数 | 7:46 |
| 物語の時間数 | 7:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |