
もう60歳なったらよう、いりようでないからようおんぶしてよう、山で捨ててよう、餓死させよったって。これえ芝居にいっぱいあるさあ。これは、昔よう侍方といってえ、百姓と侍とよう、天と地との差があったさあ。ぞうの財産もよう、自分は食べないでもよう、ひもじくしてもあの上に出さんとよう首になると言って、作り物でもやって。命令だからということで、まあ、子やあ孫があ、泣ちぐぇーぐぇーしえも、60歳なったらもう、もうどんなに、裏座にお祖母さん隠してもさ、連れていかんといかないし。自分でおんぶして、まあ《帰って》来れない所に山に捨てよったって、まあ芝居にもあるわけさあ。そして、あっちで物もあげないでそのまま後(あと)は死ぬわけさあ。あっちにいったら助かる人、一人もいないさあ。そうしてこれはまあ、偉い人が出て、「人間こんなにしたらいかない。」と言って、罰あてて、「同し人間、こんなにしたら罰、あんたも罰あたるから、人間は命のある限りは捨ててはいかない。まあ何十(なんじゅう)なっても、もうこんな捨ててはいかない。」という、命令が出てから、70歳なっても80歳なっても、後(は捨てることなくなったわけさあ
| レコード番号 | 47O416406 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C341 |
| 決定題名 | 姥捨て山(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城ナベ |
| 話者名かな | みやぎなべ |
| 生年月日 | 19120517 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 美里村高原 |
| 記録日 | 19940917 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T44A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 芝居にあった。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 60歳,おんぶ,山,餓死 |
| 梗概(こうがい) | もう60歳なったらよう、いりようでないからようおんぶしてよう、山で捨ててよう、餓死させよったって。これえ芝居にいっぱいあるさあ。これは、昔よう侍方といってえ、百姓と侍とよう、天と地との差があったさあ。ぞうの財産もよう、自分は食べないでもよう、ひもじくしてもあの上に出さんとよう首になると言って、作り物でもやって。命令だからということで、まあ、子やあ孫があ、泣ちぐぇーぐぇーしえも、60歳なったらもう、もうどんなに、裏座にお祖母さん隠してもさ、連れていかんといかないし。自分でおんぶして、まあ《帰って》来れない所に山に捨てよったって、まあ芝居にもあるわけさあ。そして、あっちで物もあげないでそのまま後(あと)は死ぬわけさあ。あっちにいったら助かる人、一人もいないさあ。そうしてこれはまあ、偉い人が出て、「人間こんなにしたらいかない。」と言って、罰あてて、「同し人間、こんなにしたら罰、あんたも罰あたるから、人間は命のある限りは捨ててはいかない。まあ何十(なんじゅう)なっても、もうこんな捨ててはいかない。」という、命令が出てから、70歳なっても80歳なっても、後(は捨てることなくなったわけさあ |
| 全体の記録時間数 | 2:47 |
| 物語の時間数 | 2:34 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |