
昔、砂辺(北谷町の砂辺)に子どもが出来ても育たない家があり、その中でも特に男の子が産まれると育たなかった。ある時、男の子が産まれたので、男(イキガ)としてではなく女(ウフイナグ)と言って育てた。ある日、サーダカウマリのユタのような女の人でよく幽霊の見える人が、二人の幽霊の話を聞いた。1人の幽霊が「子どもが生まれたので命を貰ってこよう」と言った。もう一人が「あの子は男ではなく、女の子だよ。」と答えた。それでも1人の幽霊は怯まず、「子どもにくしゃみをさせて命を貰う」と言うと、もう一人が「生きている人は頭がいいからクスケーといったらお前は命を取りきれないだろう。」と言った。それを聞いていた人間は、クスケーといい、子どもの命は助かった。それから、クシャミをする時には、クスケーと言う。
| レコード番号 | 47O416388 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C340 |
| 決定題名 | クスケー由来(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 幸地ツル |
| 話者名かな | こうちつる |
| 生年月日 | 19140505 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 読谷村渡具知 |
| 記録日 | 19940917 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納TT43A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 砂辺,大男,大女,幽霊,くしゃみ,クスケー, |
| 梗概(こうがい) | 昔、砂辺(北谷町の砂辺)に子どもが出来ても育たない家があり、その中でも特に男の子が産まれると育たなかった。ある時、男の子が産まれたので、男(イキガ)としてではなく女(ウフイナグ)と言って育てた。ある日、サーダカウマリのユタのような女の人でよく幽霊の見える人が、二人の幽霊の話を聞いた。1人の幽霊が「子どもが生まれたので命を貰ってこよう」と言った。もう一人が「あの子は男ではなく、女の子だよ。」と答えた。それでも1人の幽霊は怯まず、「子どもにくしゃみをさせて命を貰う」と言うと、もう一人が「生きている人は頭がいいからクスケーといったらお前は命を取りきれないだろう。」と言った。それを聞いていた人間は、クスケーといい、子どもの命は助かった。それから、クシャミをする時には、クスケーと言う。 |
| 全体の記録時間数 | 4:41 |
| 物語の時間数 | 3:44 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |