
キジムナーは海好きで、そして、海に下りたら、魚を捕るのも速いし、もう見たら絶対捕まえるわけさあね。それで、もう毎日のように、魚を捕ったらそれもらえるから大漁さあね。その女の人は、歩き始めたもんだから、もう最初はそのキジムナーちゅうのは分からんで、ただついて来たもんだから、普通の人間に見えたでしょうね。そして、キジムナー魚を捕って、結局、目ん玉ばっかしか食わないから、持って行ったらもう目ん玉、全然無い魚だけ。それえ、売るっちゅうことはね、これでえ聞いたことないんだけど、ただ食うだけはもう十分。後はもう飽きてしまってね。キジムナーは、蛸が一番苦手だそうだよ。蛸はね、もう見ても捕れない。もう見たら逃げるくらい嫌だわけさあね。それで、このキジムナーがですね、この人に言うには、「蛸はあっても捕らないで下さい。僕には見せないで下さい」見たらもう吐き気がくるくらい嫌だわけさあね。それでこの人は、もう毎日、毎晩来るもんだから、後は飽きてしまってね。蛸が嫌いちゅうたから、「僕は魚は捕らん。もらわんでもいいからね、友達はできない」と言ってね、それで、蛸を捕ってそれを投げつけたらね、それからはキジムナーは来なかったて。
| レコード番号 | 47O416007 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C319 |
| 決定題名 | キジムナーの魚捕り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 多和田真正 |
| 話者名かな | たわたしんしょう |
| 生年月日 | 19200210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 嘉手納町字野国 |
| 記録日 | 19930829 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T18A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | かでなの民話P95 |
| キーワード | 漁,キジムナー,屁,蛸 |
| 梗概(こうがい) | キジムナーは海好きで、そして、海に下りたら、魚を捕るのも速いし、もう見たら絶対捕まえるわけさあね。それで、もう毎日のように、魚を捕ったらそれもらえるから大漁さあね。その女の人は、歩き始めたもんだから、もう最初はそのキジムナーちゅうのは分からんで、ただついて来たもんだから、普通の人間に見えたでしょうね。そして、キジムナー魚を捕って、結局、目ん玉ばっかしか食わないから、持って行ったらもう目ん玉、全然無い魚だけ。それえ、売るっちゅうことはね、これでえ聞いたことないんだけど、ただ食うだけはもう十分。後はもう飽きてしまってね。キジムナーは、蛸が一番苦手だそうだよ。蛸はね、もう見ても捕れない。もう見たら逃げるくらい嫌だわけさあね。それで、このキジムナーがですね、この人に言うには、「蛸はあっても捕らないで下さい。僕には見せないで下さい」見たらもう吐き気がくるくらい嫌だわけさあね。それでこの人は、もう毎日、毎晩来るもんだから、後は飽きてしまってね。蛸が嫌いちゅうたから、「僕は魚は捕らん。もらわんでもいいからね、友達はできない」と言ってね、それで、蛸を捕ってそれを投げつけたらね、それからはキジムナーは来なかったて。 |
| 全体の記録時間数 | 2:33 |
| 物語の時間数 | 2:27 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |