仲順大主(共通語)

概要

3人の子供の心を試すために、「自分は病気で普通のものを食べても治らないから、子供に上げる乳を自分にくれ」と長男に言った。長男は「あなたは先が短いけど、乳飲み子はこれからだ。子供は宝だからやれない」と断わった。親は次男にも同じことを言ったが、次男は「あなたはもう年を取っているから、死ぬなら死になさい」と乱暴なことを言った。三男に言うと、「親は1人しかいない。子供はまた産める」と言って親の言うことを聞いた。親は三男に、子供の墓は子供が生きているうちに造れ、と言う。三男は親が指定した場所を掘った。すると宝が出てきた。親は「あんたは孝行者だから宝をやる」と言った。長男と次男は、弟が宝物を独り占めするのが悔しいから、二人で三男を殺して宝を山分けにした。そして三男を墓に埋めた。すると墓の中で声がするので、開けてみると三男は生き返っていた。閻魔に会った時に死んだ訳を話すと、「後生に来るのはまだ早い」と言われて生き返ったのだ。その閻魔が、生き返らせる時に、「あんたは誠実な人だから、7月16日に霊をなぐさめなさい」と言われた。千原のエイサーには先祖供養のための「仲順流れ」が入っている。

再生時間:7:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O235990
CD番号 47O23C318
決定題名 仲順大主(共通語)
話者がつけた題名
話者名 花城康勝
話者名かな はなしろこうしょう
生年月日 19380201
性別
出身地 嘉手納町千原
記録日 19930829
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T17B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 父親から
文字化資料 かでなの民話P252
キーワード 三人の息子,誠,宝物,閻魔,
梗概(こうがい) 3人の子供の心を試すために、「自分は病気で普通のものを食べても治らないから、子供に上げる乳を自分にくれ」と長男に言った。長男は「あなたは先が短いけど、乳飲み子はこれからだ。子供は宝だからやれない」と断わった。親は次男にも同じことを言ったが、次男は「あなたはもう年を取っているから、死ぬなら死になさい」と乱暴なことを言った。三男に言うと、「親は1人しかいない。子供はまた産める」と言って親の言うことを聞いた。親は三男に、子供の墓は子供が生きているうちに造れ、と言う。三男は親が指定した場所を掘った。すると宝が出てきた。親は「あんたは孝行者だから宝をやる」と言った。長男と次男は、弟が宝物を独り占めするのが悔しいから、二人で三男を殺して宝を山分けにした。そして三男を墓に埋めた。すると墓の中で声がするので、開けてみると三男は生き返っていた。閻魔に会った時に死んだ訳を話すと、「後生に来るのはまだ早い」と言われて生き返ったのだ。その閻魔が、生き返らせる時に、「あんたは誠実な人だから、7月16日に霊をなぐさめなさい」と言われた。千原のエイサーには先祖供養のための「仲順流れ」が入っている。
全体の記録時間数 7:39
物語の時間数 7:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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