
昔、女の人達は宮古上布を織っていて、外に出る機会がなかった。旧3月3日には美しい着物を買って浜に下りる。その時、蓬を入れた餅を作る。なぜヨモギモチかというと、昔、兄妹の2人がいた。兄は悪ガキで、ある日、非常に悪事を働いてしまい、島流しにされることになった。妹は悲しみ、知恵を絞って兄を助ける方法を考えた。妹はヨモギモチを作って、兄が連れて行かれる道に餅を落としておき、兄に餅を拾って食べるように言う。役人に連れられていく途中、兄は妹に言われたように餅を拾って食べる。道に落ちていたヨモギモチはさながらウンコのようだったので、役人は、「お前のような者を連れて行っても意味がない。ウンコを食べるなんてお前はバカか」と言い、兄は島流しを免れた。
| レコード番号 | 47O234029 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C212 |
| 決定題名 | 妹の兄助け(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 国仲とみ |
| 話者名かな | くになかとみ |
| 生年月日 | 19230325 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市下里 |
| 記録日 | 19970918 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T156A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 旧3月3日,兄妹,よもぎ餅,島流し |
| 梗概(こうがい) | 昔、女の人達は宮古上布を織っていて、外に出る機会がなかった。旧3月3日には美しい着物を買って浜に下りる。その時、蓬を入れた餅を作る。なぜヨモギモチかというと、昔、兄妹の2人がいた。兄は悪ガキで、ある日、非常に悪事を働いてしまい、島流しにされることになった。妹は悲しみ、知恵を絞って兄を助ける方法を考えた。妹はヨモギモチを作って、兄が連れて行かれる道に餅を落としておき、兄に餅を拾って食べるように言う。役人に連れられていく途中、兄は妹に言われたように餅を拾って食べる。道に落ちていたヨモギモチはさながらウンコのようだったので、役人は、「お前のような者を連れて行っても意味がない。ウンコを食べるなんてお前はバカか」と言い、兄は島流しを免れた。 |
| 全体の記録時間数 | 5:49 |
| 物語の時間数 | 5:43 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |