巣出水と生き水(共通語)

概要

西仲宗根では新暦の6月頃、節という行事があって、その日は海へ行って水浴びしたり、井戸から水を汲んで沸かして飲んだりして、いつまでも元気で暮らせるように願う。昔、天の月の神様が、使いの者に二つの桶を持たせ、一つは巣出水、もう一つには死に水を入れて、これを下界(人間界)へ持って行って浴びせるように命じた。遣いの人が下界へ行く途中、疲れて休んでいると、蛇が来て巣出水の方を浴びてしまった。遣いの者は仕方なく、人間には死に水だけを浴びせて帰って来た。月の神に「間違えて死に水を浴びせました」と報告すると、神は、「罰として水桶を担いで立っておけ」と命ずる。今でも月には桶を担いだ人が立っているそうだ。そして節の日には、月の神が「蛇は死んでもいいけど人間は死んではいけない」と巣出水を撒くので必ず小雨が降るそうだ。

再生時間:4:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O233987
CD番号 47O23C209
決定題名 巣出水と生き水(共通語)
話者がつけた題名
話者名 平良恵二
話者名かな たいらけいじ
生年月日 19280320
性別
出身地 平良市西仲宗根
記録日 19970918
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T152A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 節の日,月の神,巣出水,死に水,蛇,水桶,
梗概(こうがい) 西仲宗根では新暦の6月頃、節という行事があって、その日は海へ行って水浴びしたり、井戸から水を汲んで沸かして飲んだりして、いつまでも元気で暮らせるように願う。昔、天の月の神様が、使いの者に二つの桶を持たせ、一つは巣出水、もう一つには死に水を入れて、これを下界(人間界)へ持って行って浴びせるように命じた。遣いの人が下界へ行く途中、疲れて休んでいると、蛇が来て巣出水の方を浴びてしまった。遣いの者は仕方なく、人間には死に水だけを浴びせて帰って来た。月の神に「間違えて死に水を浴びせました」と報告すると、神は、「罰として水桶を担いで立っておけ」と命ずる。今でも月には桶を担いだ人が立っているそうだ。そして節の日には、月の神が「蛇は死んでもいいけど人間は死んではいけない」と巣出水を撒くので必ず小雨が降るそうだ。
全体の記録時間数 4:13
物語の時間数 4:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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