
美しい女の人が機織りをしていた。すると毎晩いい香りのする男が忍んでやって来て、いつしか二人は夫婦になって子供を身ごもった。しかし男の人がどこの誰とも分からないので、男性の後を追っていくと、漲水御嶽に入っていった。男が父親に女を妊娠させたことを告げると、父親は「人間は頭がいいからすぐに子供をおろすことができる」と言った。今度、男が女の家を訪ねた時、女の人は試しに自分の織った糸を針につけて、男の人の着物に刺して、それをたどって行くと片目に針の刺さった蛇がもがいていた。それを見た男の父親は、「だから言っただろう。自分の言うことを聞かないからこういうことになるんだ」と言った。男は「しかしどうせ自分が身ごもらしたから大丈夫」と言った。男の父親は「しかし、人間は頭がいいから3月3日に浜下りをして、子供をおろせる」と言った。それを聞いた娘は、旧の3月3日にヤツサを煎じて飲み、浜に下りた。すると、蛇の子供がどんどんおりていった。
| レコード番号 | 47O233739 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C191 |
| 決定題名 | 蛇婿入 漲水(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 砂川克子 |
| 話者名かな | すながわかつこ |
| 生年月日 | 19271110 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部町佐良浜 |
| 記録日 | 19970320 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T116A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 機織り,蛇,針糸,漲水御嶽,片目,浜下り, |
| 梗概(こうがい) | 美しい女の人が機織りをしていた。すると毎晩いい香りのする男が忍んでやって来て、いつしか二人は夫婦になって子供を身ごもった。しかし男の人がどこの誰とも分からないので、男性の後を追っていくと、漲水御嶽に入っていった。男が父親に女を妊娠させたことを告げると、父親は「人間は頭がいいからすぐに子供をおろすことができる」と言った。今度、男が女の家を訪ねた時、女の人は試しに自分の織った糸を針につけて、男の人の着物に刺して、それをたどって行くと片目に針の刺さった蛇がもがいていた。それを見た男の父親は、「だから言っただろう。自分の言うことを聞かないからこういうことになるんだ」と言った。男は「しかしどうせ自分が身ごもらしたから大丈夫」と言った。男の父親は「しかし、人間は頭がいいから3月3日に浜下りをして、子供をおろせる」と言った。それを聞いた娘は、旧の3月3日にヤツサを煎じて飲み、浜に下りた。すると、蛇の子供がどんどんおりていった。 |
| 全体の記録時間数 | 6:45 |
| 物語の時間数 | 6:40 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |