
鬼虎は7歳まで狩俣にいた。ある時、平良から仲宗根豊見親の一行が視察に来た。狩俣の村に入って来たのだが、その一行はブンミャーの前を通ることになっていた。行列がくる時には、人々は道の両側に土下座して行列を見送らなければならなかった。しかし鬼虎は同じ人間だのにと、大木の木に登って一行を眺めていた。すると家来が来て、降りるようにと言ったが降りなかった。母のあーきゃぬんまは、これはただ事では済まないと心配していた。その時、与那国から穀物をたくさん積んだ船がやって来た。そして、母親が出かけて鬼虎が一人でいたところへ入ってきて、粟を置いて鬼虎を連れ去った。それは母親がそう仕向けたという説もある。鬼虎は与那国で支配者になるが、ある時首里への納貢を怠ったために、首里からの命令で仲宗根豊見親が征伐に行って敗れた。
| レコード番号 | 47O233673 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C187 |
| 決定題名 | 鬼虎(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 平良新亮 |
| 話者名かな | たいらしんりょう |
| 生年月日 | 19190424 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市字狩俣 |
| 記録日 | 19961121 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T105B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 平良市北部の民話H8卒論P94 |
| キーワード | 鬼虎,仲宗根豊見親,与那国,首里, |
| 梗概(こうがい) | 鬼虎は7歳まで狩俣にいた。ある時、平良から仲宗根豊見親の一行が視察に来た。狩俣の村に入って来たのだが、その一行はブンミャーの前を通ることになっていた。行列がくる時には、人々は道の両側に土下座して行列を見送らなければならなかった。しかし鬼虎は同じ人間だのにと、大木の木に登って一行を眺めていた。すると家来が来て、降りるようにと言ったが降りなかった。母のあーきゃぬんまは、これはただ事では済まないと心配していた。その時、与那国から穀物をたくさん積んだ船がやって来た。そして、母親が出かけて鬼虎が一人でいたところへ入ってきて、粟を置いて鬼虎を連れ去った。それは母親がそう仕向けたという説もある。鬼虎は与那国で支配者になるが、ある時首里への納貢を怠ったために、首里からの命令で仲宗根豊見親が征伐に行って敗れた。 |
| 全体の記録時間数 | 8:59 |
| 物語の時間数 | 8:49 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |