大和御嶽由来(共通語)

概要

旧学校の敷地に昔は前里村の番所があり、ある時、その番所の3名が浜に行って祈願していると、きれいな箱が流れ着いた。その箱を開けて見ると、顔の上にりっぱな帽子を乗せ、きれいな着物を着て刀を差している身分の高そうな人の遺体が入っていた。それを番所に報告すると、上役から、その箱をミジュクの先まで引いて行って流せというので、その通りにした。翌日浜へ行って見ると、箱は昨日と同じ所に着いていたので、それをまた番所に報告すると、それならその箱を担いで来いといわれ、3名でその箱を担いで来ると、上役たちも見て、これはただの人ではないので、前里の神にしようと、鍬を持って来て穴を掘り、埋葬して上に石を置き、その遺体を祀るようになった。これが前里の殿ガナスの拝所である。

再生時間:5:08

民話詳細DATA

レコード番号 47O233374
CD番号 47O23C166
決定題名 大和御嶽由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 前泊徳正
話者名かな まえどまりとくせい
生年月日 19100319
性別
出身地 平良市池間
記録日 19960225
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T43A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 平良市北部の民話H8卒論P58
キーワード 流れ箱,高貴な人,埋葬
梗概(こうがい) 旧学校の敷地に昔は前里村の番所があり、ある時、その番所の3名が浜に行って祈願していると、きれいな箱が流れ着いた。その箱を開けて見ると、顔の上にりっぱな帽子を乗せ、きれいな着物を着て刀を差している身分の高そうな人の遺体が入っていた。それを番所に報告すると、上役から、その箱をミジュクの先まで引いて行って流せというので、その通りにした。翌日浜へ行って見ると、箱は昨日と同じ所に着いていたので、それをまた番所に報告すると、それならその箱を担いで来いといわれ、3名でその箱を担いで来ると、上役たちも見て、これはただの人ではないので、前里の神にしようと、鍬を持って来て穴を掘り、埋葬して上に石を置き、その遺体を祀るようになった。これが前里の殿ガナスの拝所である。
全体の記録時間数 5:08
物語の時間数 5:08
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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