マッサビ(共通語)

概要

八重山のある男と女が、周りの反対を押し切って夫婦になった。男7人、女5人の子が産まれ、末娘はマッサビと名付けられた。マッサビが大きくなると、八重山御主加那志がマッサビをどうしても妻にしたいと求婚を迫った。しかしマッサビは、御主加那志という位の高い人と一緒になるのは嫌だといって、その申し出を断わる。その後に、今度は於茂登のヤマサジという人がマッサビの元へ来て、自分と一緒にいなさいという。自分の親を介してまであなたと結婚するわけにはいかないとマッサビが言うと、ヤマサジは怒って、マッサビを於茂登岳に連れて行って3ヶ月間閉じ込める。お腹がすき、家に帰りたくなったマッサビは、ヤマサジは男の心を持っていると言って拝む。許してもらうのだが、帰り道の途中、山の方から水がどんどん流れてきて、マッサビは帰れなくなってしまう。マッサビは、「ヤマサジは男の心など持っていなかったのだ。私はもうここで死ぬ。私が死んだら目から木が生えてくるはずだから、その木で舟を造って流してごらん」と言って死んでいった。下半身は木の根と化していたという。マッサビの男兄弟はその木で舟を造り、故郷にマッサビの魂として連れて帰ってきた。後ろを見ればマッサビの後ろ影、前を見ればマッサビの面影といって、この舟を見て悲しんだ。

再生時間:5:01

民話詳細DATA

レコード番号 47O233350
CD番号 47O23C163
決定題名 マッサビ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 川上メガ
話者名かな かはかみめが
生年月日 19100608
性別
出身地 平良市前里
記録日 19960225
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T41A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 八重山御主加那志,マッサビ,於茂登岳
梗概(こうがい) 八重山のある男と女が、周りの反対を押し切って夫婦になった。男7人、女5人の子が産まれ、末娘はマッサビと名付けられた。マッサビが大きくなると、八重山御主加那志がマッサビをどうしても妻にしたいと求婚を迫った。しかしマッサビは、御主加那志という位の高い人と一緒になるのは嫌だといって、その申し出を断わる。その後に、今度は於茂登のヤマサジという人がマッサビの元へ来て、自分と一緒にいなさいという。自分の親を介してまであなたと結婚するわけにはいかないとマッサビが言うと、ヤマサジは怒って、マッサビを於茂登岳に連れて行って3ヶ月間閉じ込める。お腹がすき、家に帰りたくなったマッサビは、ヤマサジは男の心を持っていると言って拝む。許してもらうのだが、帰り道の途中、山の方から水がどんどん流れてきて、マッサビは帰れなくなってしまう。マッサビは、「ヤマサジは男の心など持っていなかったのだ。私はもうここで死ぬ。私が死んだら目から木が生えてくるはずだから、その木で舟を造って流してごらん」と言って死んでいった。下半身は木の根と化していたという。マッサビの男兄弟はその木で舟を造り、故郷にマッサビの魂として連れて帰ってきた。後ろを見ればマッサビの後ろ影、前を見ればマッサビの面影といって、この舟を見て悲しんだ。
全体の記録時間数 5:01
物語の時間数 5:01
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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