ニシャグ豊見親とマイティ豊見親(共通語)

概要

昔、大浦にニシャグ豊見親とマイティ豊見親という大将がいて、いつも争ってばかりいた。ある争いの時、マイティ豊見親は自分の城にわら人形を立てておいてニシャグ豊見親の城の後ろに周り攻めて滅ぼした。それからマイティ豊見親が大浦の支配者となった。しかし、沖縄本島からマイティ豊見親は呼び出された。そこでマイティ豊見親は、「自分は偉い人から呼び出されて、帰れるかどうか分からないが、自分が帰れなかったら、自分は星になって明け方に出てくるから、それを自分と思いなさい」と言って沖縄へ行ってしまい、とうとう帰って来なかった。それから大浦の人は明けの明星をマイティ豊見親、ウプラウサギだと言って言い伝えてきた。ウプラウサギとは、大浦の偉い人を崇めるという意味ではないかと思う。また、明けの明星になぞらえて、酒場などで遅くまで残っている人をウプラウサギだと言ったりする。マイティ豊見親の城は公民館のすぐ西側の、宮国さんの家にあって、その前の畑は豊見親屋敷といわれている。ニシャグ豊見親の城は、北の方の大里の家の後ろにあったらしく、ニシャグ元と言われる。

再生時間:8:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O233216
CD番号 47O23C153
決定題名 ニシャグ豊見親とマイティ豊見親(共通語)
話者がつけた題名
話者名 下地富雄
話者名かな しもじとみお
生年月日 19200401
性別
出身地 平良市大浦
記録日 19960224
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T28A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ニシャグ,マイティ,明けの明星
梗概(こうがい) 昔、大浦にニシャグ豊見親とマイティ豊見親という大将がいて、いつも争ってばかりいた。ある争いの時、マイティ豊見親は自分の城にわら人形を立てておいてニシャグ豊見親の城の後ろに周り攻めて滅ぼした。それからマイティ豊見親が大浦の支配者となった。しかし、沖縄本島からマイティ豊見親は呼び出された。そこでマイティ豊見親は、「自分は偉い人から呼び出されて、帰れるかどうか分からないが、自分が帰れなかったら、自分は星になって明け方に出てくるから、それを自分と思いなさい」と言って沖縄へ行ってしまい、とうとう帰って来なかった。それから大浦の人は明けの明星をマイティ豊見親、ウプラウサギだと言って言い伝えてきた。ウプラウサギとは、大浦の偉い人を崇めるという意味ではないかと思う。また、明けの明星になぞらえて、酒場などで遅くまで残っている人をウプラウサギだと言ったりする。マイティ豊見親の城は公民館のすぐ西側の、宮国さんの家にあって、その前の畑は豊見親屋敷といわれている。ニシャグ豊見親の城は、北の方の大里の家の後ろにあったらしく、ニシャグ元と言われる。
全体の記録時間数 8:14
物語の時間数 8:14
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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