
百年ほど前のこと、その頃の男子は40歳になると、宮古シツ祭りのとき、それぞれが属する元の行事に参加することが出来るようになる。その新参者は、社会的地位がどんなに高くても、祭りの雑用もさせられた。ある新参者が茶碗を洗いに浜へ行くと、浜に大きな箱が漂着していた。そのことを神役の先輩に報告すると、箱を沖に出して流してしまえと言われた。そこで、その箱を沖に流すと、またその箱が島に寄って来たので、「これはただの箱ではない」とその箱を開けてみた。箱の中には人間の死体が入っていたので、それを昔の学校のあった所の近くに葬り、そこを前里の里御願の場所として祀った。この死体は沖縄本島の人らしく、戦後には、この死体の子孫という人達がお参りに来ている。
| レコード番号 | 47O233137 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C148 |
| 決定題名 | 里御願由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 池間前里元の里御願(共通語) |
| 話者名 | 勝連清吉 |
| 話者名かな | かつれんせいきち |
| 生年月日 | 19260215 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市池間 |
| 記録日 | 19950827 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T19A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 母親から |
| 文字化資料 | 平良市北部の民話H8卒論P56 |
| キーワード | シツ祭り,流れ箱,死体 |
| 梗概(こうがい) | 百年ほど前のこと、その頃の男子は40歳になると、宮古シツ祭りのとき、それぞれが属する元の行事に参加することが出来るようになる。その新参者は、社会的地位がどんなに高くても、祭りの雑用もさせられた。ある新参者が茶碗を洗いに浜へ行くと、浜に大きな箱が漂着していた。そのことを神役の先輩に報告すると、箱を沖に出して流してしまえと言われた。そこで、その箱を沖に流すと、またその箱が島に寄って来たので、「これはただの箱ではない」とその箱を開けてみた。箱の中には人間の死体が入っていたので、それを昔の学校のあった所の近くに葬り、そこを前里の里御願の場所として祀った。この死体は沖縄本島の人らしく、戦後には、この死体の子孫という人達がお参りに来ている。 |
| 全体の記録時間数 | 4:17 |
| 物語の時間数 | 4:17 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |