
昔、蛇の神様が宮古のどこに住もうかと、方々水を飲み歩いた。平良、池間、宮古の東側と点々としたが、どこの水も美味しくなかった。最後に狩俣のイヌガーの水を飲んでみると美味しかったので、そこに住むことにした。(現在そこはウフムトゥと呼ばれている)しかしそこは風が強かったため下の方に移り住んだ。そこに麻を紡いでいるきれいな女の人がいた。神様は男に姿を変え、女のところに通った。そうするうちに、子供が7名生まれた。ある日、女は男の様子が何だかおかしいと思い、麻糸を針に通して男の簪に刺し、麻糸をたどって男の後をつけるとイヌガーに着いて男が蛇だということを知った。簪につけた針が目に刺さって、片目になった。二人の間には7人の子供ができて長男のテラのプズシュ八重山へ行き、八重山で嫁をもらった。その嫁はウスミガという名前で、ある日ウスミガは海賊に襲われた。ショックを受けたウスミガは死んでしまった。そのウスミガの畑などが海の近くほ方にあるといわれている。
| レコード番号 | 47O233134 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C147 |
| 決定題名 | 蛇婿入 狩俣 (共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新里千代 |
| 話者名かな | しんざとちよ |
| 生年月日 | 19260919 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市狩俣 |
| 記録日 | 19950828 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T18A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 蛇の神,針糸,イヌガー, |
| 梗概(こうがい) | 昔、蛇の神様が宮古のどこに住もうかと、方々水を飲み歩いた。平良、池間、宮古の東側と点々としたが、どこの水も美味しくなかった。最後に狩俣のイヌガーの水を飲んでみると美味しかったので、そこに住むことにした。(現在そこはウフムトゥと呼ばれている)しかしそこは風が強かったため下の方に移り住んだ。そこに麻を紡いでいるきれいな女の人がいた。神様は男に姿を変え、女のところに通った。そうするうちに、子供が7名生まれた。ある日、女は男の様子が何だかおかしいと思い、麻糸を針に通して男の簪に刺し、麻糸をたどって男の後をつけるとイヌガーに着いて男が蛇だということを知った。簪につけた針が目に刺さって、片目になった。二人の間には7人の子供ができて長男のテラのプズシュ八重山へ行き、八重山で嫁をもらった。その嫁はウスミガという名前で、ある日ウスミガは海賊に襲われた。ショックを受けたウスミガは死んでしまった。そのウスミガの畑などが海の近くほ方にあるといわれている。 |
| 全体の記録時間数 | 5:15 |
| 物語の時間数 | 5:15 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |