
昔、山に鶉の夫婦がいた。妻が山の中に卵を産んだ。ところが遠いところから山火事が来るらしく、「さあ逃げよう」と父親鶉が言ったが、母親鶉は、「子供達がいるから自分には逃げることはできない」と卵と一緒に山に留まることにした。いよいよ火事が近付いて来たときに、卵から雛がかえり、母親鶉は巣の周りの草を刈って、巣を茎で覆った。山火事が止み、逃げていた父親鶉は家の近くに戻って、「みんな焼けてしまった」と嘆いていると、ウッ、ウッ、ウッと末鶉の鳴き声が聞こえてきたので、父親鶉はみんなが生きていることに気付いて、巣にいたみんなと一緒に鳴いたそうだ。
| レコード番号 | 47O233029 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C142 |
| 決定題名 | 鶉のユガタイ(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 松川サト |
| 話者名かな | まつかわさと |
| 生年月日 | 19121130 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市島尻 |
| 記録日 | 19950827 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T09A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖母から |
| 文字化資料 | 平良市北部の民話H8卒論P179 |
| キーワード | 鶉,山火事,父鶉, |
| 梗概(こうがい) | 昔、山に鶉の夫婦がいた。妻が山の中に卵を産んだ。ところが遠いところから山火事が来るらしく、「さあ逃げよう」と父親鶉が言ったが、母親鶉は、「子供達がいるから自分には逃げることはできない」と卵と一緒に山に留まることにした。いよいよ火事が近付いて来たときに、卵から雛がかえり、母親鶉は巣の周りの草を刈って、巣を茎で覆った。山火事が止み、逃げていた父親鶉は家の近くに戻って、「みんな焼けてしまった」と嘆いていると、ウッ、ウッ、ウッと末鶉の鳴き声が聞こえてきたので、父親鶉はみんなが生きていることに気付いて、巣にいたみんなと一緒に鳴いたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:22 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |