親捨山 難題(シマグチ)

概要

もう時代がそんな時代だから、この親はねえ、命のある間は食事は毎日食べるさあねえ。だから、六十になってからは家でも食事をあげる手間をはぶこうということで、それでお墓に置いてきたということだけどね。そしたら、御城の方から「灰縄と雄鳥の卵を持ってこい。」という問題が出されて、若い人達が、「御城の方から、こんな通知が来ているが、どうしようかねえ。」と言っていると、捨てられた親が、 「それくらいは簡単だよ。灰縄もたいしたことはない。皿の上になった縄を燃やしてそのまま置いとけば、縄のようになっている。雄鶏の卵という注文の品物は、その間題を解ける人が行けばいいよ。」と教えたわけだ。それで、御城に行った人に、「お父さんはこさせないで、貴方が来たのか。」と言うと、「お父さんは産気づいて休んでいます。」と言ったら、「男が子供産むかあ。」ともう相手側が言ってねえ、「そうなのに、貴方たちは雄鶏の卵を持って来なさいというねえ。」と答えたので上の人は負けたんだって。それで、それからやっぱり六十歳になっても年寄りは宝だとお家にお連れしたんだって。

再生時間:1:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O413101
CD番号 47O41C124
決定題名 親捨山 難題(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 山城伸誠
話者名かな やましろちょうぜい
生年月日 18951103
性別
出身地 石川市嘉手苅
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T39B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話昔話編P249
キーワード 六十,墓,灰縄,雄鳥の卵,産気,年寄りは宝
梗概(こうがい) もう時代がそんな時代だから、この親はねえ、命のある間は食事は毎日食べるさあねえ。だから、六十になってからは家でも食事をあげる手間をはぶこうということで、それでお墓に置いてきたということだけどね。そしたら、御城の方から「灰縄と雄鳥の卵を持ってこい。」という問題が出されて、若い人達が、「御城の方から、こんな通知が来ているが、どうしようかねえ。」と言っていると、捨てられた親が、 「それくらいは簡単だよ。灰縄もたいしたことはない。皿の上になった縄を燃やしてそのまま置いとけば、縄のようになっている。雄鶏の卵という注文の品物は、その間題を解ける人が行けばいいよ。」と教えたわけだ。それで、御城に行った人に、「お父さんはこさせないで、貴方が来たのか。」と言うと、「お父さんは産気づいて休んでいます。」と言ったら、「男が子供産むかあ。」ともう相手側が言ってねえ、「そうなのに、貴方たちは雄鶏の卵を持って来なさいというねえ。」と答えたので上の人は負けたんだって。それで、それからやっぱり六十歳になっても年寄りは宝だとお家にお連れしたんだって。
全体の記録時間数 1:29
物語の時間数 1:29
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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