
この兄弟はとても仲が悪く、友達とはつきあうが、兄弟とはつきあわなかったらしい。そしたら、弟の方の唐黍の畑が荒らされたので、弟が夜、「私達の唐黍は全部残らず泥棒が荒してしまう。」と言って、忍んで行って番をしていたらしいさあ。そしたら、この鰻は、唐黍の穂を食べようと人のように立っていたんだって。だから、弟は、鍬を持って行っていたのか、鍬で鰻をたち切ってからねえ、人を殺したと思ったから、始めは友達の家に行ったらしい。「私はあそこで人を殺してしまった。さあ、一緒に片づけてもらえないかねえ。」と言うと、「人を殺していることだから出来ない。」と。後は、泣く泣く、とても仲の悪い兄の所に行ったわけさあ。「私は、あそこで人を殺してしまったので、一緒に行って片づけてこよう。」と言ったら、「はあ、人を殺してしまったなら、早く人に見られないうちに片づけないといけないよ。」と言って行ってみたら、それは鰻だった。兄弟でその鰻を担いでで来て近所隣で分けて食べたが、この友達は来ることが出来なかったと。
| レコード番号 | 47O413070 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C123 |
| 決定題名 | 兄弟の仲直り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 池原小夜 |
| 話者名かな | いけはらさよ |
| 生年月日 | 18960114 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市嘉手苅 |
| 記録日 | 19820803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T38A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 三年のころ嘉数先生が話を聞かせてくれた。 |
| 文字化資料 | いしかわの民話昔話編P64 |
| キーワード | 兄弟,仲が悪い,友達,唐黍畑,泥棒,鍬,鰻 |
| 梗概(こうがい) | この兄弟はとても仲が悪く、友達とはつきあうが、兄弟とはつきあわなかったらしい。そしたら、弟の方の唐黍の畑が荒らされたので、弟が夜、「私達の唐黍は全部残らず泥棒が荒してしまう。」と言って、忍んで行って番をしていたらしいさあ。そしたら、この鰻は、唐黍の穂を食べようと人のように立っていたんだって。だから、弟は、鍬を持って行っていたのか、鍬で鰻をたち切ってからねえ、人を殺したと思ったから、始めは友達の家に行ったらしい。「私はあそこで人を殺してしまった。さあ、一緒に片づけてもらえないかねえ。」と言うと、「人を殺していることだから出来ない。」と。後は、泣く泣く、とても仲の悪い兄の所に行ったわけさあ。「私は、あそこで人を殺してしまったので、一緒に行って片づけてこよう。」と言ったら、「はあ、人を殺してしまったなら、早く人に見られないうちに片づけないといけないよ。」と言って行ってみたら、それは鰻だった。兄弟でその鰻を担いでで来て近所隣で分けて食べたが、この友達は来ることが出来なかったと。 |
| 全体の記録時間数 | 1:16 |
| 物語の時間数 | 1:16 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |