
年の夜の話だけど、あるところに盗人が入ってよ。そこの主人がそれを見ているわけよ。そしたら、そこも年の夜だから、下男とかそういうのが沢山集まっているから、御馳走も同じように食べさせて、その時に主人がする話は、「私がお金をどのようにかせいだと思うか。私が一番始めにかせいだのは泥棒をしてかせいだんだよ。それで、金持ちの家へ泥棒に行くと一番始めは。」とみんなに話しているわけ。そこに入っている盗人に聞かせるわけよ。昔は炊事するとこの土間よ、昔の炊事はみんな土間でしたから、「そこの臼のところで、それに自分の着物を脱いだら臼に着せ、帯をしめて、杵で三回たたいて家の者に気づかれなければ、どれだけ取っても大丈夫だ。」と話していた。主人がそう言ったのを泥棒も聞いていたわけ。泥棒はみんなが寝た時分に起きて、自分の着ている着物を脱いで臼に着物も着せて、それで杵を三回叩いたので、 「泥棒だあ。」と、この主人は起きかから、盗人は着物もとられて裸で逃げて行ったという話らしい。これでおわり。
| レコード番号 | 47O413059 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C122 |
| 決定題名 | 泥棒と臼(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山城真義 |
| 話者名かな | やましろしんぎ |
| 生年月日 | 19051203 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市山城 |
| 記録日 | 19820804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T37B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いしかわの民話昔話編P185 |
| キーワード | 年の夜,盗人, |
| 梗概(こうがい) | 年の夜の話だけど、あるところに盗人が入ってよ。そこの主人がそれを見ているわけよ。そしたら、そこも年の夜だから、下男とかそういうのが沢山集まっているから、御馳走も同じように食べさせて、その時に主人がする話は、「私がお金をどのようにかせいだと思うか。私が一番始めにかせいだのは泥棒をしてかせいだんだよ。それで、金持ちの家へ泥棒に行くと一番始めは。」とみんなに話しているわけ。そこに入っている盗人に聞かせるわけよ。昔は炊事するとこの土間よ、昔の炊事はみんな土間でしたから、「そこの臼のところで、それに自分の着物を脱いだら臼に着せ、帯をしめて、杵で三回たたいて家の者に気づかれなければ、どれだけ取っても大丈夫だ。」と話していた。主人がそう言ったのを泥棒も聞いていたわけ。泥棒はみんなが寝た時分に起きて、自分の着ている着物を脱いで臼に着物も着せて、それで杵を三回叩いたので、 「泥棒だあ。」と、この主人は起きかから、盗人は着物もとられて裸で逃げて行ったという話らしい。これでおわり。 |
| 全体の記録時間数 | 2:18 |
| 物語の時間数 | 1:56 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |