
ウナーウスメーという人は弓の名人で豪傑者だったですね。で、伊波の按司とねウナーウスメーとが、山城トゥンジャー森(むい)で弓の試合をした時、そのウスメーが座って弓引いた所は、今でも残っているんですよ。毎年、六月の二十五日なったら、そこにみな行っておまいりしているんだがねえ。その人は内地から戦(いくさ)がきてよ、それで負け戦(いくさ)でなかったかねえ。それでジラーサクは山奥に逃られてよ。そこに行って猪が何匹っていったかなあ、五匹と七匹とか連らねているのを見てねえ、それで一頭は的にして取ったらしいですよ。それは、やっぱし猪でなしに神様であったらしいですね。それで神さんがいゆうたかねえ、はっきりわからんが、「運気(うんち)、切(ち)りたさやージラーサンラー〔これまでの命だなジラーサク〕。」といわれてね。ジラーは名であったから、それで家へ帰られてきて、それから痛み疲れてよ、亡くなられたらしいですよ。今でもその山はウナーウスメーの名前をとって呼ばれている。
| レコード番号 | 47O413026 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C121 |
| 決定題名 | 山城ウナーと伊波按司(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山城真義 |
| 話者名かな | やましろしんぎ |
| 生年月日 | 19051203 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市山城 |
| 記録日 | 19820803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T36B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いしかわの民話伝説編P231 |
| キーワード | ウナーウスメー,弓の名人,豪傑者,伊波の按司,トゥンジャー森,ジラーサク,神様 |
| 梗概(こうがい) | ウナーウスメーという人は弓の名人で豪傑者だったですね。で、伊波の按司とねウナーウスメーとが、山城トゥンジャー森(むい)で弓の試合をした時、そのウスメーが座って弓引いた所は、今でも残っているんですよ。毎年、六月の二十五日なったら、そこにみな行っておまいりしているんだがねえ。その人は内地から戦(いくさ)がきてよ、それで負け戦(いくさ)でなかったかねえ。それでジラーサクは山奥に逃られてよ。そこに行って猪が何匹っていったかなあ、五匹と七匹とか連らねているのを見てねえ、それで一頭は的にして取ったらしいですよ。それは、やっぱし猪でなしに神様であったらしいですね。それで神さんがいゆうたかねえ、はっきりわからんが、「運気(うんち)、切(ち)りたさやージラーサンラー〔これまでの命だなジラーサク〕。」といわれてね。ジラーは名であったから、それで家へ帰られてきて、それから痛み疲れてよ、亡くなられたらしいですよ。今でもその山はウナーウスメーの名前をとって呼ばれている。 |
| 全体の記録時間数 | 2:12 |
| 物語の時間数 | 2:04 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |