山城ウナーと伊波按司(共通語)

概要

えっと、ウナーウスメーというのは、まあ今(いま)からすると、だいたい三百年前だと聞いておりますがねえ。んで、そのウナーウスメーは、弓(ゆみ)の上手(じょうず)な人で、そんで、伊波の按司はまあ、親戚(しんせき)になっとるかもわかりませんけども、弓の稽古(けいこ)をしたわけですよ。そいで弓の稽古(けいこ)をしたら、伊波(いは)と山城(やましろ)とは、相当遠(とー)いんですがね、そこに大きな石を持ってきて、そんで、三つの大きな石の上に立って、伊波(いは)の按司(あんじ)と弓(ゆみ)の試合(しあい)をして、そうするとね、まあ伊波按司(いはあじ)からきた弓(ゆみ)を、そのウナーウスメーという方は、口(くち)でくわえて受(う)けたらしいですよ。口でくわえてね、何(なん)べんきても口でくわえて、また一矢きたらまた口でくわえて私たとこういう伝説もあるし。んで、それをまあ相手(あいて)の伊波(いは)の按司(あじ)は、伊波(いは)で、今の伊波城址(いはじょうし)のところに、向(むこ)うの伊波城址(いはじょうし)に立っていますからね。で、弓(ゆみ)の稽古(けいこ)だというんでそれを見(み)るためにですねえ、伊波(いは)のあるところに、たくさんの観衆が出てきて、立(た)ったところをねえ、伊波(いは)では、クンパチといっとるんですよ。クンパチってねえ。それで、たくさんの人(ひと)がきとるから草(くさ)もはえないと。現在(げんざい)でも草(くさ)は、はえないという話があるんですよ。 そのウナースーはね、現在(げんざい)も、山城(やましろ)のあの墓 (はか)ですね、まあこれは、安平一門(あびやいちもん)の墓(はか)ですがねえ、そこの中(なか)に、骨があると聞(き)いとりますがねえ。見たことはないけども、あるということは確認(かくにん)できます。

再生時間:2:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O412985
CD番号 47O41C119
決定題名 山城ウナーと伊波按司(共通語)
話者がつけた題名
話者名 山城長貞
話者名かな やましろちょうてい
生年月日 19100808
性別
出身地 石川市山城
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T35B10
元テープ管理者 沖縄口承文芸学術調査団
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話伝説編P230
キーワード ウナーウスメー,弓の上手,伊波の按司,クンパチ
梗概(こうがい) えっと、ウナーウスメーというのは、まあ今(いま)からすると、だいたい三百年前だと聞いておりますがねえ。んで、そのウナーウスメーは、弓(ゆみ)の上手(じょうず)な人で、そんで、伊波の按司はまあ、親戚(しんせき)になっとるかもわかりませんけども、弓の稽古(けいこ)をしたわけですよ。そいで弓の稽古(けいこ)をしたら、伊波(いは)と山城(やましろ)とは、相当遠(とー)いんですがね、そこに大きな石を持ってきて、そんで、三つの大きな石の上に立って、伊波(いは)の按司(あんじ)と弓(ゆみ)の試合(しあい)をして、そうするとね、まあ伊波按司(いはあじ)からきた弓(ゆみ)を、そのウナーウスメーという方は、口(くち)でくわえて受(う)けたらしいですよ。口でくわえてね、何(なん)べんきても口でくわえて、また一矢きたらまた口でくわえて私たとこういう伝説もあるし。んで、それをまあ相手(あいて)の伊波(いは)の按司(あじ)は、伊波(いは)で、今の伊波城址(いはじょうし)のところに、向(むこ)うの伊波城址(いはじょうし)に立っていますからね。で、弓(ゆみ)の稽古(けいこ)だというんでそれを見(み)るためにですねえ、伊波(いは)のあるところに、たくさんの観衆が出てきて、立(た)ったところをねえ、伊波(いは)では、クンパチといっとるんですよ。クンパチってねえ。それで、たくさんの人(ひと)がきとるから草(くさ)もはえないと。現在(げんざい)でも草(くさ)は、はえないという話があるんですよ。 そのウナースーはね、現在(げんざい)も、山城(やましろ)のあの墓 (はか)ですね、まあこれは、安平一門(あびやいちもん)の墓(はか)ですがねえ、そこの中(なか)に、骨があると聞(き)いとりますがねえ。見たことはないけども、あるということは確認(かくにん)できます。
全体の記録時間数 2:20
物語の時間数 2:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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