山城の始まり(シマグチ)

概要

山城の始まりはですねえ、元祖が国頭の今帰仁から移ってきてですね、ほいでえ、伊波も・楚南(そなん)も山城もその人の子どもで、皆兄弟なんですねえ。それで、伊波からこう分かれるとき、二人兄弟の末の弟は、「山城は石の多いところだけど、山城に行きなさい。」と言われたんですねえ。それから、楚南を始めた次男はですね、母親が違う腹違いであったというんですね。その次男はまた非常に賢い人だったらしいですねえ。「私はあんな遠いところにだから、それならば、私は親のいる伊波まで自分の土地を踏んで帰れるように、ここまで私にくれ。」と言うことで、伊波の今のバス停の所ですね、むこうらへんまで楚南地 (すなんじー)といってねえ、ええ。で、山城の側から、ずうっと、こうむこうまで楚南地(すなんじー)といっていうんですがねえ。山城の側に田んぼがあるよね、あれも楚南原田(そなんばるた)、楚南田(すなんだー)っていうんです。それを山城の人はずっとおそくから買ったんであって、最初はもう楚南地(すなんじー)っていうんですね。ほいで山城はここに、楚南は楚南に移って、前(めー)ぬ殿内(とぅんち)という家に三人兄弟の子どもができて三軒になったわけですねえ、今の前(めー)ぬ殿内(とぅんち)が長男、私の祖先。今のウナーの祖先は次男、そのとなり・下蔵理殿内(しちゃぐりとぅんち)といってからね、そこが三男。三名兄弟の子孫が、今の山城の部落です。でえ、今まで今帰仁拝(うが)みとか、・東御参(あがりまーい)は、伊波も山城も皆一緒に行くんですよ。伊波が、「何月何日に拝みに行くから集まりなさい。」と伊波に集まって。今度は、その今帰仁に行く人の順に、また、東御参(あがりうまーい)に行く人は東御参(あがりうまーい)に行く人と、バスは分かれて行くわけですよねえ。

再生時間:4:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O412971
CD番号 47O41C119
決定題名 山城の始まり(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 山城好増
話者名かな やましろこうぞう
生年月日 19081130
性別
出身地 石川市山城
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T35A02
元テープ管理者 沖縄口承文芸学術調査団
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話伝説編P207
キーワード 国頭の今帰仁,伊波,楚南,楚南地,楚南原田,楚南田,下蔵理殿内
梗概(こうがい) 山城の始まりはですねえ、元祖が国頭の今帰仁から移ってきてですね、ほいでえ、伊波も・楚南(そなん)も山城もその人の子どもで、皆兄弟なんですねえ。それで、伊波からこう分かれるとき、二人兄弟の末の弟は、「山城は石の多いところだけど、山城に行きなさい。」と言われたんですねえ。それから、楚南を始めた次男はですね、母親が違う腹違いであったというんですね。その次男はまた非常に賢い人だったらしいですねえ。「私はあんな遠いところにだから、それならば、私は親のいる伊波まで自分の土地を踏んで帰れるように、ここまで私にくれ。」と言うことで、伊波の今のバス停の所ですね、むこうらへんまで楚南地 (すなんじー)といってねえ、ええ。で、山城の側から、ずうっと、こうむこうまで楚南地(すなんじー)といっていうんですがねえ。山城の側に田んぼがあるよね、あれも楚南原田(そなんばるた)、楚南田(すなんだー)っていうんです。それを山城の人はずっとおそくから買ったんであって、最初はもう楚南地(すなんじー)っていうんですね。ほいで山城はここに、楚南は楚南に移って、前(めー)ぬ殿内(とぅんち)という家に三人兄弟の子どもができて三軒になったわけですねえ、今の前(めー)ぬ殿内(とぅんち)が長男、私の祖先。今のウナーの祖先は次男、そのとなり・下蔵理殿内(しちゃぐりとぅんち)といってからね、そこが三男。三名兄弟の子孫が、今の山城の部落です。でえ、今まで今帰仁拝(うが)みとか、・東御参(あがりまーい)は、伊波も山城も皆一緒に行くんですよ。伊波が、「何月何日に拝みに行くから集まりなさい。」と伊波に集まって。今度は、その今帰仁に行く人の順に、また、東御参(あがりうまーい)に行く人は東御参(あがりうまーい)に行く人と、バスは分かれて行くわけですよねえ。
全体の記録時間数 4:33
物語の時間数 4:24
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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