
あれはもう山城ウナーといって、もう頭の大きくて偉い人であったろう。あのですね、小さい時に行って見たんだけどねえ、あのウナーがはかれたゲタはこんなに厚くて、もう持ちきれないくらい大きなゲタであったよう。今は、戦争でなくなったもんだから、作り直してありますけど。これはウナーという偉い人がはいたゲタだようと聞かされたんですね。で、弓も大きな弓があったんですねえ、床の前に立てられて。ウナーという人は、とっても偉い人だから、みんな、あんたがたや、孫たちもねえ、強くなって力持ちになりなさいようという話を聞きましたよ。私が七つ、八つぐらいであったかねえ。あんときまでは、うちの母のウマチーなんかには、むこうにもう一緒について行ったんですからさあ。もう分家しても、お婆のお家だから一緒について行きなさいといって、ついて行って何ごとも一緒に見たり、聞いたりしていますけどよ。・マーミ祈願とか何とかいうときには、むこうにあんなに集まって。昔は、今のようにごちそうがないでしょう。各家庭から、豆腐ぐゎー作って、あの時は油もないからゴマ少し豆腐に入れて、これを持ちあって、もうお祝いするという気持ちであっちに供えて、一緒に楽しんだ。孫たちもみんなむこうに集まってやったんですよ。ずっと昔ですね、もう何十年も前のことですが、これがもうとっても楽しかった思いがします。
| レコード番号 | 47O412967 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C119 |
| 決定題名 | 山城ウナー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山城トル |
| 話者名かな | やましろとる |
| 生年月日 | 19020815 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市山城 |
| 記録日 | 19820803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T34B12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いしかわの民話伝説編P236 |
| キーワード | 山城ウナー,偉い人,弓,力持ち |
| 梗概(こうがい) | あれはもう山城ウナーといって、もう頭の大きくて偉い人であったろう。あのですね、小さい時に行って見たんだけどねえ、あのウナーがはかれたゲタはこんなに厚くて、もう持ちきれないくらい大きなゲタであったよう。今は、戦争でなくなったもんだから、作り直してありますけど。これはウナーという偉い人がはいたゲタだようと聞かされたんですね。で、弓も大きな弓があったんですねえ、床の前に立てられて。ウナーという人は、とっても偉い人だから、みんな、あんたがたや、孫たちもねえ、強くなって力持ちになりなさいようという話を聞きましたよ。私が七つ、八つぐらいであったかねえ。あんときまでは、うちの母のウマチーなんかには、むこうにもう一緒について行ったんですからさあ。もう分家しても、お婆のお家だから一緒について行きなさいといって、ついて行って何ごとも一緒に見たり、聞いたりしていますけどよ。・マーミ祈願とか何とかいうときには、むこうにあんなに集まって。昔は、今のようにごちそうがないでしょう。各家庭から、豆腐ぐゎー作って、あの時は油もないからゴマ少し豆腐に入れて、これを持ちあって、もうお祝いするという気持ちであっちに供えて、一緒に楽しんだ。孫たちもみんなむこうに集まってやったんですよ。ずっと昔ですね、もう何十年も前のことですが、これがもうとっても楽しかった思いがします。 |
| 全体の記録時間数 | 1:23 |
| 物語の時間数 | 1:19 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |