
昔ある山の中にお年寄りのおじいさんがいたそうです。そのおじいさんはスミ焼ガマ(ヘーヤチガマ、セシカイガマ)をやっているおじいさんがいたそうです。ヘーヤチガマをつくるために石を集めている所に子供をつれた女の人が立寄って、おじいさん、どうしてこんな石をさがしているのですかと聞いたから此のおじいさんは、この石でヘーヤチガマを作ろうと思って集めているよと言うと(ああおじいさんこの石は宝石だからもったいないね)よその女の人が言うとそのおじいさんは、いいえこれは普通の石だよ(いいえ違いますよ、おじいさんこれは宝石ですよと女が言うと)おじいさんは、もしこの石が宝石だったらお前はおれの妻になってくれよときいたから(ハイ)と言ったそうです。そうするとその女はおじいさんの妻になって三名でこの山で家族揃って生活したらしい、生活している所に、ある日男の人が尋ねてきて、少しこの男の人は少しこじきみたような、みそぼらしいみなりをしていたそうです、そうすると、その女の子がその男にすがりついて、その人が(どうしてお前は見知らぬ子供がオレにすがりつくのか)と聞いたら、その子の親が(これはお前の子だよ)と言った物だから、その男はそこで舌をカミ切って死んでしまった、そうすると、その女はおじいさんの後妻になっているものだから、これではすまない、大変な事になっていると思い(その男はそこで舌をカミきって死んだから)その男は、その女の屋敷の角に穴を掘ってそのアナに親子二人で静かにうめてやりそこで女は(あなたは、私がいつもあなたのそばにいて、お茶とうや、ミントウは、毎日は出来ないから私が御飯のたびに食卓の上に御飯はあなたの分までおくからまわって来てうけとりなさいね)と言った物だからそこでおじいさんが御飯食べる時に(どうして家族は三名だけど、どうして4人分あるか)と聞いたら女は(おじいさん三名より4人の方がいいだろう)と言ったそうです、そうするとしている内月日は立ちその男をうめた庭の土の上に女が竹の苗を植えてあったそうです。それが知らず知らずのうちに日にちが立つにつれてその竹の苗が土の中から芽を出してだんだんのびてそれがあと成長してその竹が(こうしてあんたは、まわってうけとりなさいね)と言った言葉だからこの竹にマーテクと言う名を付けたそうです、それからこの竹がマーテクとなったそうです。
| レコード番号 | 47O412937 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C117 |
| 決定題名 | マーティーク由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波八重 |
| 話者名かな | いはやえ |
| 生年月日 | 19151220 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市伊波 |
| 記録日 | 19820803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T33B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | - |
| 梗概(こうがい) | 昔ある山の中にお年寄りのおじいさんがいたそうです。そのおじいさんはスミ焼ガマ(ヘーヤチガマ、セシカイガマ)をやっているおじいさんがいたそうです。ヘーヤチガマをつくるために石を集めている所に子供をつれた女の人が立寄って、おじいさん、どうしてこんな石をさがしているのですかと聞いたから此のおじいさんは、この石でヘーヤチガマを作ろうと思って集めているよと言うと(ああおじいさんこの石は宝石だからもったいないね)よその女の人が言うとそのおじいさんは、いいえこれは普通の石だよ(いいえ違いますよ、おじいさんこれは宝石ですよと女が言うと)おじいさんは、もしこの石が宝石だったらお前はおれの妻になってくれよときいたから(ハイ)と言ったそうです。そうするとその女はおじいさんの妻になって三名でこの山で家族揃って生活したらしい、生活している所に、ある日男の人が尋ねてきて、少しこの男の人は少しこじきみたような、みそぼらしいみなりをしていたそうです、そうすると、その女の子がその男にすがりついて、その人が(どうしてお前は見知らぬ子供がオレにすがりつくのか)と聞いたら、その子の親が(これはお前の子だよ)と言った物だから、その男はそこで舌をカミ切って死んでしまった、そうすると、その女はおじいさんの後妻になっているものだから、これではすまない、大変な事になっていると思い(その男はそこで舌をカミきって死んだから)その男は、その女の屋敷の角に穴を掘ってそのアナに親子二人で静かにうめてやりそこで女は(あなたは、私がいつもあなたのそばにいて、お茶とうや、ミントウは、毎日は出来ないから私が御飯のたびに食卓の上に御飯はあなたの分までおくからまわって来てうけとりなさいね)と言った物だからそこでおじいさんが御飯食べる時に(どうして家族は三名だけど、どうして4人分あるか)と聞いたら女は(おじいさん三名より4人の方がいいだろう)と言ったそうです、そうするとしている内月日は立ちその男をうめた庭の土の上に女が竹の苗を植えてあったそうです。それが知らず知らずのうちに日にちが立つにつれてその竹の苗が土の中から芽を出してだんだんのびてそれがあと成長してその竹が(こうしてあんたは、まわってうけとりなさいね)と言った言葉だからこの竹にマーテクと言う名を付けたそうです、それからこの竹がマーテクとなったそうです。 |
| 全体の記録時間数 | 4:10 |
| 物語の時間数 | 3:46 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |