
渡嘉敷ペークーは偉い人だけどねえ、貧乏になり、後は北谷桑江の方ねえ、住んで芋を作ったり、他の作物を作ったりしてね、農業をしていたんだって。そうだけど、ペークは首里では三司官までなった人であるはず。ある時、北谷から痩せた馬を引っ張って首里まで行き、御城の王の所に行き、王が、 「お前は何しに来たか。」とたずねると、「はい、首里まで遊びに来たのですが、もうお腹がすいてひもじいですね。」と答えたので、「ああそうか、そうならご飯をあげなさい。」と言って、それから、「ねえペーク。そうしたら米一俵をやるから馬に乗せて行きなさい。」と言ったので、それでペークーは、頓知がきく人だったから、帰る時に馬の片方に米を一俵乗せたわけ。すると、片方だけ重くなるさあねえ。それで馬は倒れそうになるわけね。王はそれを見て、「ああ、これは一俵だけを持たせたので片一方だけになる。もう一俵持たせてあげなさい。」と言ってねえ、結局二俵貰ったらバランスがとれるだろう。そうして帰ったという話なんだけどねえ。
| レコード番号 | 47O412899 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C115 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペーク 褒美の片荷(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波信光 |
| 話者名かな | いはしんこう |
| 生年月日 | 19010221 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市伊波 |
| 記録日 | 19820803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T31A20 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 渡嘉敷ペークー,貧乏,北谷桑江,農業,三司官,王,痩せた馬,米一俵 |
| 梗概(こうがい) | 渡嘉敷ペークーは偉い人だけどねえ、貧乏になり、後は北谷桑江の方ねえ、住んで芋を作ったり、他の作物を作ったりしてね、農業をしていたんだって。そうだけど、ペークは首里では三司官までなった人であるはず。ある時、北谷から痩せた馬を引っ張って首里まで行き、御城の王の所に行き、王が、 「お前は何しに来たか。」とたずねると、「はい、首里まで遊びに来たのですが、もうお腹がすいてひもじいですね。」と答えたので、「ああそうか、そうならご飯をあげなさい。」と言って、それから、「ねえペーク。そうしたら米一俵をやるから馬に乗せて行きなさい。」と言ったので、それでペークーは、頓知がきく人だったから、帰る時に馬の片方に米を一俵乗せたわけ。すると、片方だけ重くなるさあねえ。それで馬は倒れそうになるわけね。王はそれを見て、「ああ、これは一俵だけを持たせたので片一方だけになる。もう一俵持たせてあげなさい。」と言ってねえ、結局二俵貰ったらバランスがとれるだろう。そうして帰ったという話なんだけどねえ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:52 |
| 物語の時間数 | 1:49 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |