受水走水(シマグチ)

概要

昔、この按司が唐旅に出かけて、家に帰る時にツルをいっしょに連れて行ったので、その鶴に米を沖縄に持っていくように稲の穂を口にくわえさせて帰したという。その鶴が沖縄に向かう途中で台風に会い、もう少しのところで南部の島尻になる田畑に落ちて死んでしまう。しかし運んできた稲の穂は、そこの場祖で芽を出して、実り種になるまでになった。それから、沖縄中の人々が米の御飯を食べられるようになるまで広がっていった。そしてその後この鶴は神様であるとされ、人々から拝まれていた。私の祖先は、このツルの骨を持って祭っていたが、しかし第二次世界大戦後それはなくなってしまい、今はこんな話が伝えられているだけになった。しかしこの鶴の死んだ場所はニフーラーウティンジュハイジュと呼ばれ今でも人々に拝まれている。

再生時間:2:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O412874
CD番号 47O41C114
決定題名 受水走水(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 伊波澄
話者名かな いはすみ
生年月日 19150226
性別
出身地 石川市伊波
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T30B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 おばあさんから聞いた。
文字化資料
キーワード 按司,唐旅,ツル,米,島尻,ニフーラーウティンジュハイジュ
梗概(こうがい) 昔、この按司が唐旅に出かけて、家に帰る時にツルをいっしょに連れて行ったので、その鶴に米を沖縄に持っていくように稲の穂を口にくわえさせて帰したという。その鶴が沖縄に向かう途中で台風に会い、もう少しのところで南部の島尻になる田畑に落ちて死んでしまう。しかし運んできた稲の穂は、そこの場祖で芽を出して、実り種になるまでになった。それから、沖縄中の人々が米の御飯を食べられるようになるまで広がっていった。そしてその後この鶴は神様であるとされ、人々から拝まれていた。私の祖先は、このツルの骨を持って祭っていたが、しかし第二次世界大戦後それはなくなってしまい、今はこんな話が伝えられているだけになった。しかしこの鶴の死んだ場所はニフーラーウティンジュハイジュと呼ばれ今でも人々に拝まれている。
全体の記録時間数 3:07
物語の時間数 2:59
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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