カシチー由来(共通語)

概要

昔、ある男が雷が落ち、その雷に打たれて死ぬ夢を見た。悪い夢なのでユタに聞くと、落雷で死ぬ厄があると言われる。男は同じ災難に遭うなら、家族や近所の人に迷惑をかけないように、村の外れで、墓の近くにある大木の下で雷に打たれて死ぬのを待っていた。するとそこに神が現れ、「どうしてこんな所にいるのか」と分けを聞くので、男が訳を話すと神様は「お前はその運だったが、家族や近所の人の迷惑を考える心がけの良い人間だから許してやる」と言った。男は神様からそう言われて安心して木下から出て家に帰ろうとすると、木の下を出て少し離れた時に、その大木に落雷した。家族の人達は大木に落雷するのを見て、主人が死んだと思い、葬式の準備をし、飯を炊いている所に男が帰って来たので、大変喜び男を供養するための御飯に大豆を入れた赤飯を作った。これが赤飯の始まりで、この日が旧6月25日だったので、今でも旧6月25日には赤飯を作り、綱引きをする。

再生時間:6:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O412577
CD番号 47O41C103
決定題名 カシチー由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉喜八
話者名かな ひがきはち
生年月日 19090821
性別
出身地 石川市東恩納
記録日 19820613
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T19A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 男,雷,死ぬ夢,ユタ,大木,神様,葬式,赤飯,旧6月25日
梗概(こうがい) 昔、ある男が雷が落ち、その雷に打たれて死ぬ夢を見た。悪い夢なのでユタに聞くと、落雷で死ぬ厄があると言われる。男は同じ災難に遭うなら、家族や近所の人に迷惑をかけないように、村の外れで、墓の近くにある大木の下で雷に打たれて死ぬのを待っていた。するとそこに神が現れ、「どうしてこんな所にいるのか」と分けを聞くので、男が訳を話すと神様は「お前はその運だったが、家族や近所の人の迷惑を考える心がけの良い人間だから許してやる」と言った。男は神様からそう言われて安心して木下から出て家に帰ろうとすると、木の下を出て少し離れた時に、その大木に落雷した。家族の人達は大木に落雷するのを見て、主人が死んだと思い、葬式の準備をし、飯を炊いている所に男が帰って来たので、大変喜び男を供養するための御飯に大豆を入れた赤飯を作った。これが赤飯の始まりで、この日が旧6月25日だったので、今でも旧6月25日には赤飯を作り、綱引きをする。
全体の記録時間数 7:17
物語の時間数 6:43
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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