
中城伊舎堂で、昔、唐の人が焼き物を教えに来た時、「焼き物を教える代わりに、私の望みを何でも聞いてくれ」と頭に言い、約束をした。唐の人が焼き物を教えたので、それから沖縄各地で焼き物は盛んになり、あちこちで売れるようになった。ある日、その唐の人が中城の各地を見学している時、ある美しい女の人に一目ぼれして、中城の頭に、「是非、自分の物にしたい」と言った。が、その女の人はすでに結婚して子供もいたので、頭は断った。が、唐の人は「前に自分の望みは何でも叶えてくれると言ったはずだ:と、無理矢理にその女の人を連れて行ってしまった。連れられて行った女はいつもセナガウムイに登って、「セナガウムイに登って 周囲を見れば 島裏は見えるが 自分の里は見えない」と歌った。その女の夫はやけくそになって、自分の親に子供を預けて国頭に引っ込んで薪を取ったり、酒を飲んだりして、生活していた。子供が13歳になって、ウマムーチャーガーしている時、セナガムイからの帰り、その子を見かけた。この子供が「私は中城の伊舎堂の者だが 両方の親の 行方が知れない ウマムチャーガスーシ チムカラヤアラン タマグカニシンヌ ウッチンヤティル」といつも、その歌ばかりを歌っていた。海の親は確かに自分の子供だと思って、子供に自分の素性を名乗り、親子が別れ別れになった理由を告げた。そして子供に、父親と一緒に唐の人に、敵を討ってくれと言う。子供は国頭に行って、父親を探し出し、一緒に母の住む所へ行って、母から唐の人が寝ている所を教えられていたので、鎌を持って忍び込み敵を討った。
| レコード番号 | 47O412496 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C097 |
| 決定題名 | 瓦屋節由来(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波マカメ |
| 話者名かな | いはまかめ |
| 生年月日 | 19040210 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市石川 |
| 記録日 | 19820804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T13B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 中城伊舎堂,唐の人,焼き物,望み,美しい女,結婚,子供,国頭,敵を討った |
| 梗概(こうがい) | 中城伊舎堂で、昔、唐の人が焼き物を教えに来た時、「焼き物を教える代わりに、私の望みを何でも聞いてくれ」と頭に言い、約束をした。唐の人が焼き物を教えたので、それから沖縄各地で焼き物は盛んになり、あちこちで売れるようになった。ある日、その唐の人が中城の各地を見学している時、ある美しい女の人に一目ぼれして、中城の頭に、「是非、自分の物にしたい」と言った。が、その女の人はすでに結婚して子供もいたので、頭は断った。が、唐の人は「前に自分の望みは何でも叶えてくれると言ったはずだ:と、無理矢理にその女の人を連れて行ってしまった。連れられて行った女はいつもセナガウムイに登って、「セナガウムイに登って 周囲を見れば 島裏は見えるが 自分の里は見えない」と歌った。その女の夫はやけくそになって、自分の親に子供を預けて国頭に引っ込んで薪を取ったり、酒を飲んだりして、生活していた。子供が13歳になって、ウマムーチャーガーしている時、セナガムイからの帰り、その子を見かけた。この子供が「私は中城の伊舎堂の者だが 両方の親の 行方が知れない ウマムチャーガスーシ チムカラヤアラン タマグカニシンヌ ウッチンヤティル」といつも、その歌ばかりを歌っていた。海の親は確かに自分の子供だと思って、子供に自分の素性を名乗り、親子が別れ別れになった理由を告げた。そして子供に、父親と一緒に唐の人に、敵を討ってくれと言う。子供は国頭に行って、父親を探し出し、一緒に母の住む所へ行って、母から唐の人が寝ている所を教えられていたので、鎌を持って忍び込み敵を討った。 |
| 全体の記録時間数 | 7:50 |
| 物語の時間数 | 7:38 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |