
兼ヶ段クビリ小といって大変な美人が居た。あちこちからこの女を妻に欲しいと頼みに来るが、皆断られていた。また、家の者も娘をあまり外に出したがらなかった。ところが、この女の人には恋人がいて、その恋人は東恩納の文子(書記)をしている青年だった。この女は夜になると、恋人に会うために外に出て行く。兼ヶ段と池原の間に兼ヶ段ウテーという所があって、そこは両方に墓があって、非常に怖い所である。クビリ小はそこを通って東恩納の恋人の所に会いに行くのだが、家の人にそれが知られ、どうにかしてそれをやめさせようと考えていた。そして、女の人が通る所にティンゲーをおいておくと、クビリ小は驚きもせずに、ハカマを脱ぎ、それで仰いで通って行った。それほどあの男が好きなのかと、この恋を認めてあげたそうだ。
| レコード番号 | 47O412296 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C089 |
| 決定題名 | 兼ヶ段クビリ小(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波信光 |
| 話者名かな | いはしんこう |
| 生年月日 | 19010221 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市伊波 |
| 記録日 | 19820314 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T05A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 兼ヶ段クビリ小,大変な美人,恋人,東恩納の文子,兼ヶ段と池原の間に兼ヶ段ウテー,墓,ティンゲー,ハカマ |
| 梗概(こうがい) | 兼ヶ段クビリ小といって大変な美人が居た。あちこちからこの女を妻に欲しいと頼みに来るが、皆断られていた。また、家の者も娘をあまり外に出したがらなかった。ところが、この女の人には恋人がいて、その恋人は東恩納の文子(書記)をしている青年だった。この女は夜になると、恋人に会うために外に出て行く。兼ヶ段と池原の間に兼ヶ段ウテーという所があって、そこは両方に墓があって、非常に怖い所である。クビリ小はそこを通って東恩納の恋人の所に会いに行くのだが、家の人にそれが知られ、どうにかしてそれをやめさせようと考えていた。そして、女の人が通る所にティンゲーをおいておくと、クビリ小は驚きもせずに、ハカマを脱ぎ、それで仰いで通って行った。それほどあの男が好きなのかと、この恋を認めてあげたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 4:19 |
| 物語の時間数 | 4:04 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |