
昔、兄妹二人が居て、兄さんは鬼で、村の者や子供をさらっていた。妹はこれはどうにかしなければいけないと、兄さんがとても好きな餅をたくさん作って、兄さんが食べる餅にガラスの破片等を入れて、自分が食べる餅は分けて造った。そして、兄さんが住んでいる山へ行き、「今日は兄さんが好きな餅をたくさん作ってあるので、腹いっぱい食べなさい」という。その餅を食べる場所は森の上で、一緒にそこに行き餅を食べた。妹は下着を着けずに座り餅を食べていると、「あなたの下は何か」と言うと、妹は「私の上の方は餅を食べる口、下の方は鬼を喰う口」と言うと、兄さんはびっくりして後ずさりし、その森の坂から落ちて死んだ。それから鬼餅とか、ホーハイムーチーとかいうようになった。
| レコード番号 | 47O412286 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C088 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 平川崇茂 |
| 話者名かな | ひらかわたけしげ |
| 生年月日 | 19070518 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市伊波 |
| 記録日 | 19820314 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T04A22 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 年寄りから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 兄妹二人,兄は鬼,子供,餅,森の上,鬼を喰う口,鬼餅,ホーハイムーチー |
| 梗概(こうがい) | 昔、兄妹二人が居て、兄さんは鬼で、村の者や子供をさらっていた。妹はこれはどうにかしなければいけないと、兄さんがとても好きな餅をたくさん作って、兄さんが食べる餅にガラスの破片等を入れて、自分が食べる餅は分けて造った。そして、兄さんが住んでいる山へ行き、「今日は兄さんが好きな餅をたくさん作ってあるので、腹いっぱい食べなさい」という。その餅を食べる場所は森の上で、一緒にそこに行き餅を食べた。妹は下着を着けずに座り餅を食べていると、「あなたの下は何か」と言うと、妹は「私の上の方は餅を食べる口、下の方は鬼を喰う口」と言うと、兄さんはびっくりして後ずさりし、その森の坂から落ちて死んだ。それから鬼餅とか、ホーハイムーチーとかいうようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:03 |
| 物語の時間数 | 2:58 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |