親捨山(シマグチ)

概要

昔よ、親達が六十歳を過ぎてしまうと女でも男でも、そこは、なんとかというところか知らないが連れて行って置いて、一緒にしたというがね。あるとき、それで、大和からの御用で、「焼き縄を持って来い。雄鳥の卵を持って来い。」と三つの難題を言われたので、もうこの男は、「アッシャミヨー、私達にはこれは、分からん。もう親に話をしてみよう。」と親に話すと、「これはなあに、焼き縄というのは縄を板の上に置いて焼き、また雄鳥が卵は、こう言えばいいよ。」と言ったら、喜んで、「ああ、なるほど、年寄りは今からはもう宝だから捨てたらいかん。」とこの世から、みんなまたこの年寄りたちが六十になっても家に置くようになったって。もうこれだけしか分からないんだよ。

再生時間:1:09

民話詳細DATA

レコード番号 47O412282
CD番号 47O41C088
決定題名 親捨山(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 仲本ウト
話者名かな なかもとうと
生年月日 19000605
性別
出身地 石川市伊波
記録日 19820314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T04A18
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく) んかし
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話昔話編P250
キーワード 六十歳,御用,焼き縄,雄鳥の卵,三つの難題,年寄りは宝
梗概(こうがい) 昔よ、親達が六十歳を過ぎてしまうと女でも男でも、そこは、なんとかというところか知らないが連れて行って置いて、一緒にしたというがね。あるとき、それで、大和からの御用で、「焼き縄を持って来い。雄鳥の卵を持って来い。」と三つの難題を言われたので、もうこの男は、「アッシャミヨー、私達にはこれは、分からん。もう親に話をしてみよう。」と親に話すと、「これはなあに、焼き縄というのは縄を板の上に置いて焼き、また雄鳥が卵は、こう言えばいいよ。」と言ったら、喜んで、「ああ、なるほど、年寄りは今からはもう宝だから捨てたらいかん。」とこの世から、みんなまたこの年寄りたちが六十になっても家に置くようになったって。もうこれだけしか分からないんだよ。
全体の記録時間数 1:31
物語の時間数 1:09
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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