カンチマーグヮッカの幽霊(共通語)

概要

カンチマーというとてもきれいな女の人がいた。貧乏なので女中奉公にやらされた。あまり美しかったので大屋の主人が可愛がったが、主人との関係は全然なかった。そのカサジの部落で下人同士愛し合った仲の良い人がいたが、仕事が終わり、与那覇から夜10時、11時になると、二人で裏の山で語らっていた。ある時、家主の奥さんが嫉妬してカンチマーに女の大事なところに焼火箸を入れたので彼女は死んだ。相手の彼氏はいつものように山で三味線を弾いて舞っていた。そこへいちものようにカンチマーはやって来て帰った。別れを感じさせるような表情をしていたので不審に思った。屋主の奥さんはカンチマーの親の所へ行き、「あなたの娘は主人と不義をはたらいたから、私が焼きを入れて殺したので引き取りに来い」と言った。親は泣く泣く引き取りに行った。その悲しみの歌、カンチマーグヮクヮ・・・した夜は長良の部落にちょうちん松が出たという歌がある。この歌を長良の部落で歌うと、今でもカンチマグヮの幽霊が出る。

再生時間:3:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O412254
CD番号 47O41C087
決定題名 カンチマーグヮッカの幽霊(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮城幸子
話者名かな みやぎさちこ
生年月日 19140823
性別
出身地 奄美大島名瀬
記録日 19820314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T03A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 30
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード カンチマー,きれいな女,貧乏,女中奉公,大屋の主人,家主の奥さん,焼火箸を入れた,幽霊
梗概(こうがい) カンチマーというとてもきれいな女の人がいた。貧乏なので女中奉公にやらされた。あまり美しかったので大屋の主人が可愛がったが、主人との関係は全然なかった。そのカサジの部落で下人同士愛し合った仲の良い人がいたが、仕事が終わり、与那覇から夜10時、11時になると、二人で裏の山で語らっていた。ある時、家主の奥さんが嫉妬してカンチマーに女の大事なところに焼火箸を入れたので彼女は死んだ。相手の彼氏はいつものように山で三味線を弾いて舞っていた。そこへいちものようにカンチマーはやって来て帰った。別れを感じさせるような表情をしていたので不審に思った。屋主の奥さんはカンチマーの親の所へ行き、「あなたの娘は主人と不義をはたらいたから、私が焼きを入れて殺したので引き取りに来い」と言った。親は泣く泣く引き取りに行った。その悲しみの歌、カンチマーグヮクヮ・・・した夜は長良の部落にちょうちん松が出たという歌がある。この歌を長良の部落で歌うと、今でもカンチマグヮの幽霊が出る。
全体の記録時間数 3:18
物語の時間数 3:11
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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