
石川のこの部落はですね、こっちは最初は部落じゃなくて、一波、二波と砂あげたでしょう。それで上ったから村を作ることができるといって、みんなを集めて、「部落の周囲に木を植えなさいね。」と。まず、村のまん中に竿を立て碁盤道を作り、そしてみんなでその周囲に木を植えて部落を作ったんだと。それから、ここはね、一波、二波と砂が寄せ上げられてできたユイアゲ島だから、津波の被害を受ける恐れもあるからということで、そこの守り神として宮森、そこにねえ天から、「お前は石川の守り神になりなさいねえ。」ということで降りて来た神が宮森に祭られているわけ。石川は前の世栄津(ゆーえーちゅー)、後の世栄津があり、前の世栄津には三本木がある。そして、祝女神たちが、つる草をまるくしたのをかぶりその木のまわりを七回まわり、お祈りしていたんですよ。だけど、最近はそういうことはなくなってしまった。今そこには保育園が建っていますよねえ。
| レコード番号 | 47O412216 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C085 |
| 決定題名 | 字石川の始まり(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波カナ |
| 話者名かな | いはかな |
| 生年月日 | 190821128 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市石川 |
| 記録日 | 19820314 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T01A16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ,石川,部落の周囲に木,碁盤道,津波,守り神,世栄津,三本木,祝女神 |
| 梗概(こうがい) | 石川のこの部落はですね、こっちは最初は部落じゃなくて、一波、二波と砂あげたでしょう。それで上ったから村を作ることができるといって、みんなを集めて、「部落の周囲に木を植えなさいね。」と。まず、村のまん中に竿を立て碁盤道を作り、そしてみんなでその周囲に木を植えて部落を作ったんだと。それから、ここはね、一波、二波と砂が寄せ上げられてできたユイアゲ島だから、津波の被害を受ける恐れもあるからということで、そこの守り神として宮森、そこにねえ天から、「お前は石川の守り神になりなさいねえ。」ということで降りて来た神が宮森に祭られているわけ。石川は前の世栄津(ゆーえーちゅー)、後の世栄津があり、前の世栄津には三本木がある。そして、祝女神たちが、つる草をまるくしたのをかぶりその木のまわりを七回まわり、お祈りしていたんですよ。だけど、最近はそういうことはなくなってしまった。今そこには保育園が建っていますよねえ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:13 |
| 物語の時間数 | 2:06 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |