
自分の子供と継子がいたそうだ。そして継子にはいつもヒジ芋を持たせて田んぼに行かせていたが、ある日、毒のンチマタベーメーで御飯を炊いて持たせたので、その継子はもう不思議だと思って、「今日は変っている。」と、その弁当を広げておいたら烏が喰って行ったそうだ。そして、ヒラムスル草を分けて水を飲んでいたので、その継子は、「あの烏の真似をして食べればよいのだなあ。」と弁当を食べると元気になって田んぼも耕やして、家に帰って行った。そうしたら、「あんなもの炊いてやるんじゃなかったんだなあ。」と、また自分の子供に炊いて食べさせたら、自分の子供は死んでしまったそうだ。そして、その継子が、「命を助けてくれた ヒラムスル草は 黒い羽の鳥は 私の親と思う。」そう言って歌ったそうだよ。
| レコード番号 | 47O412209 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C085 |
| 決定題名 | 烏と弁当(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐次田八重 |
| 話者名かな | さじたやえ |
| 生年月日 | 19090810 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市石川 |
| 記録日 | 19820314 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T01A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いしかわの民話昔話編P101 |
| キーワード | 自分の子供,継子,ヒジ芋,田んぼ,毒,烏,ヒラムスル草,弁当 |
| 梗概(こうがい) | 自分の子供と継子がいたそうだ。そして継子にはいつもヒジ芋を持たせて田んぼに行かせていたが、ある日、毒のンチマタベーメーで御飯を炊いて持たせたので、その継子はもう不思議だと思って、「今日は変っている。」と、その弁当を広げておいたら烏が喰って行ったそうだ。そして、ヒラムスル草を分けて水を飲んでいたので、その継子は、「あの烏の真似をして食べればよいのだなあ。」と弁当を食べると元気になって田んぼも耕やして、家に帰って行った。そうしたら、「あんなもの炊いてやるんじゃなかったんだなあ。」と、また自分の子供に炊いて食べさせたら、自分の子供は死んでしまったそうだ。そして、その継子が、「命を助けてくれた ヒラムスル草は 黒い羽の鳥は 私の親と思う。」そう言って歌ったそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:14 |
| 物語の時間数 | 1:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |