
首里では生活できないので、妻子を残して男は一人で山原に行った。塩を作ると雨が降るし、農業もうまくいかない。その日暮らしをして妻子のことを思っていた。「宵ん暁ぬ 馴りし面影や 立たん日やねらん 塩屋ぬ煙(宵から暁にかけて 馴れ親しんだ面影の 立たない日はない 塩屋の煙)。」塩が積もっていくように妻子への思いは募るばかりと、この人は花売りになった。花木を売りに行く途中で、首里から妻子が迎えにきた。子どもが父親を思い泣くから連れてきたという。男は逃げて行くが、妻は、「徳がないのはお互いの運であるからあなただけを責められない、どうか首里に戻ってください。」と言い、親子三人で花を担いで首里に戻ったという話。
| レコード番号 | 47O4222100 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C064 |
| 決定題名 | 花売りの縁(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 平川ムダル |
| 話者名かな | ひらかわむだる |
| 生年月日 | 18930211 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市安慶名 |
| 記録日 | 19800805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T59 A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下798頁 |
| キーワード | 首里,山原,塩,農業,塩屋,花木売り,妻子, |
| 梗概(こうがい) | 首里では生活できないので、妻子を残して男は一人で山原に行った。塩を作ると雨が降るし、農業もうまくいかない。その日暮らしをして妻子のことを思っていた。「宵ん暁ぬ 馴りし面影や 立たん日やねらん 塩屋ぬ煙(宵から暁にかけて 馴れ親しんだ面影の 立たない日はない 塩屋の煙)。」塩が積もっていくように妻子への思いは募るばかりと、この人は花売りになった。花木を売りに行く途中で、首里から妻子が迎えにきた。子どもが父親を思い泣くから連れてきたという。男は逃げて行くが、妻は、「徳がないのはお互いの運であるからあなただけを責められない、どうか首里に戻ってください。」と言い、親子三人で花を担いで首里に戻ったという話。 |
| 全体の記録時間数 | 3:10 |
| 物語の時間数 | 3:10 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |