ミルクとサーカ(シマグチ)

概要

ミルクという人は、とても誠実な人で欲もなく、サーカは悪知恵があり欲ばりであった。そしてサー
カが、「見える土地はすべて自分のものだ。」というと、ミルクは、「それなら私は二番選び、見えない土地はすべて自分のものだ。」といった。見えるすべての山と高原地帯はサーカの土地になり遠くから見えな
い平地はすべてミルクのものになった。そして作物を作るとミルクの土地は水はけもよく、また、サーカは悪知恵を出し、ミルクが作っている作物をダメにしようと世の中にいない鼠を作った。ミルクは自分の作った作物が鼠に喰われると、「それを退治する猫をつくらなければならない。」といって猫をつくった。それで猫は鼠を喰うようになり、鼠は死んでも猫がこないかと目をとじることができない。それで鼠は死んでも目はとじない。猫はまた、生きている時から鼠はどこにいるかと、眠る時も高いところでねむり、死んだ後も鼠がよく見える松の枝などの高いことこに首をくくってっさげる。地面に埋めるとヒミチャーになるという。

再生時間:3:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O421829
CD番号 47O42C056
決定題名 ミルクとサーカ(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 福原兼良
話者名かな ふくはらけんりょう
生年月日 18990118
性別
出身地 具志川市安慶名
記録日 19800805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T51 B5
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 ふるさとの昔ばなし174頁 通観679頁
キーワード ミルク,サーカ,土地分け,山,高原,ネズミ,猫,
梗概(こうがい) ミルクという人は、とても誠実な人で欲もなく、サーカは悪知恵があり欲ばりであった。そしてサー カが、「見える土地はすべて自分のものだ。」というと、ミルクは、「それなら私は二番選び、見えない土地はすべて自分のものだ。」といった。見えるすべての山と高原地帯はサーカの土地になり遠くから見えな い平地はすべてミルクのものになった。そして作物を作るとミルクの土地は水はけもよく、また、サーカは悪知恵を出し、ミルクが作っている作物をダメにしようと世の中にいない鼠を作った。ミルクは自分の作った作物が鼠に喰われると、「それを退治する猫をつくらなければならない。」といって猫をつくった。それで猫は鼠を喰うようになり、鼠は死んでも猫がこないかと目をとじることができない。それで鼠は死んでも目はとじない。猫はまた、生きている時から鼠はどこにいるかと、眠る時も高いところでねむり、死んだ後も鼠がよく見える松の枝などの高いことこに首をくくってっさげる。地面に埋めるとヒミチャーになるという。
全体の記録時間数 3:33
物語の時間数 3:33
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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