城間仲 大歳の盗人(シマグチ混じり)

概要

この人は大変心がよくて、ひもじくしている者にはご飯をあげ、寒くしている者には着物をつけさせた。ある所に大変貧乏な子持ちがいてお金がないから、城間仲に行けば何でも盗めるものがあるだろう、と明るいうちに来て、城間仲の家の天井に隠れていた。それを主は見ていた。正月であったので、家からは肉を買ってこようと言って出かけていた。城間仲は夕飯を済ませてのだが、もうひとつ作ってきなさいというと、皆、食事は終わったのにといいながらも一人分を作ってくると、上にいる人よ、おりてきて歳を取りなさいと言われて、盗人は仕方なくおりてきた。実はここに盗みに入ったのだが、と謝った。城間仲は下男にいいつけて、肉を持たして家まで一緒に行かせた。盗人の家では子供たちが待ちかねていたことを話すと、大根も持っていきなさいと、下男に持たして、貧乏人にあげた。それから、こころを入れ替え盗みをしなくなった盗人は、うんと働いてよい人になった。城間仲は大変人助けをする人で、そのため今でも金運は保たれているという。

再生時間:2:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O421755
CD番号 47O42C054
決定題名 城間仲 大歳の盗人(シマグチ混じり)
話者がつけた題名
話者名 大城ナヘ
話者名かな おおしろなへ
生年月日 19080208
性別
出身地 具志川市赤道
記録日 19800806
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T49 A22
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 城間仲,盗み,盗人,正月,肉,天井,
梗概(こうがい) この人は大変心がよくて、ひもじくしている者にはご飯をあげ、寒くしている者には着物をつけさせた。ある所に大変貧乏な子持ちがいてお金がないから、城間仲に行けば何でも盗めるものがあるだろう、と明るいうちに来て、城間仲の家の天井に隠れていた。それを主は見ていた。正月であったので、家からは肉を買ってこようと言って出かけていた。城間仲は夕飯を済ませてのだが、もうひとつ作ってきなさいというと、皆、食事は終わったのにといいながらも一人分を作ってくると、上にいる人よ、おりてきて歳を取りなさいと言われて、盗人は仕方なくおりてきた。実はここに盗みに入ったのだが、と謝った。城間仲は下男にいいつけて、肉を持たして家まで一緒に行かせた。盗人の家では子供たちが待ちかねていたことを話すと、大根も持っていきなさいと、下男に持たして、貧乏人にあげた。それから、こころを入れ替え盗みをしなくなった盗人は、うんと働いてよい人になった。城間仲は大変人助けをする人で、そのため今でも金運は保たれているという。
全体の記録時間数 2:31
物語の時間数 2:31
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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