猿長者(共通語)

概要

ある年寄夫婦がいた。山の方であったので、神がいらして、「なぜあなたたちは今日は一年に一度の年の夜なのに、火を温まっているのか」と尋ねると、「前の家に米をいれてあるカマスを貸して下さいと言っても、貸してもらえないのです」という。なぜそれを借りに行ったのかというので、カマスから米が2、3粒落ちるのを煎じて正月をしようと思っているのですという。だが、貸してくれなかったので、火正月をしているという。神様も前の家でカマスを貸してくださいと頼んだが貸してくれなかったという。神が、鍋を持ってきて、洗いなさいといい、それを火にかけ、米や肉を入れて炊いた。それで正月をしたという。また、二人は神が浴びさせたので、若くなっていた。それを隣の人がどうして若くなったかと聞くので、神がいらしてこうなったといった。金持ちも神をお連れして浴びると、猫(サル)になったという。それで、庭の黒石に座ったから、尻は赤くなった。

再生時間:3:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O421652
CD番号 47O42C051
決定題名 猿長者(共通語)
話者がつけた題名
話者名 知念ウシ
話者名かな ちねんうし
生年月日 18950608
性別
出身地 具志川市昆布
記録日 19800802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T47 A13
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 神,年の夜,火正月,カマス,猿,黒石,
梗概(こうがい) ある年寄夫婦がいた。山の方であったので、神がいらして、「なぜあなたたちは今日は一年に一度の年の夜なのに、火を温まっているのか」と尋ねると、「前の家に米をいれてあるカマスを貸して下さいと言っても、貸してもらえないのです」という。なぜそれを借りに行ったのかというので、カマスから米が2、3粒落ちるのを煎じて正月をしようと思っているのですという。だが、貸してくれなかったので、火正月をしているという。神様も前の家でカマスを貸してくださいと頼んだが貸してくれなかったという。神が、鍋を持ってきて、洗いなさいといい、それを火にかけ、米や肉を入れて炊いた。それで正月をしたという。また、二人は神が浴びさせたので、若くなっていた。それを隣の人がどうして若くなったかと聞くので、神がいらしてこうなったといった。金持ちも神をお連れして浴びると、猫(サル)になったという。それで、庭の黒石に座ったから、尻は赤くなった。
全体の記録時間数 3:07
物語の時間数 3:07
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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