津堅親方(共通語)

概要

津堅親方という人はな、腕力の強い人間であったそうだよ。だから、首里で上の役目をやっていたそうだ。だが、あまり強くて、「これを生かしておいては、自分勝手なことをやり、残りの臣下はこれに押さえられるから。」という者もいた。その津堅親方というのは、個人対個人では、とてもたちうちできなかったそうだ。そのうちに、ある臣下たちが、「火の用心をしよう。」と相談して、決まった場所で煙草を吸うようにしようと、煙草を吸う所をこしらえたそうだ。それからは、津堅親方もそこに行って煙草は吸うようにした。あるとき、津堅親方が、そこで煙草を吸っていると、後ろから追いかけて来た人に鍵をかけられ閉じ込められてしまった。そして、一か月程して、そこを開けてみると、津堅親方は、痩せてはおるが、まだ生きていたそうだ。そして、津堅親方に反対している臣下は、津堅親方をチキンルーという海に連れて行き、馬の鞍に乗せたまま重りをつけて沈めたそうだ。チキンルーの波が高いのは、津堅親方が沈められたからという伝えがある。

再生時間:3:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O421629
CD番号 47O42C050
決定題名 津堅親方(共通語)
話者がつけた題名
話者名 大城永信
話者名かな おおしろえいしん
生年月日 19140320
性別
出身地 具志川市宇堅
記録日 19800801
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T46 B5
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 具志川市史第3巻上676頁
キーワード 津堅親方,首里,たばこ,チキンルー,
梗概(こうがい) 津堅親方という人はな、腕力の強い人間であったそうだよ。だから、首里で上の役目をやっていたそうだ。だが、あまり強くて、「これを生かしておいては、自分勝手なことをやり、残りの臣下はこれに押さえられるから。」という者もいた。その津堅親方というのは、個人対個人では、とてもたちうちできなかったそうだ。そのうちに、ある臣下たちが、「火の用心をしよう。」と相談して、決まった場所で煙草を吸うようにしようと、煙草を吸う所をこしらえたそうだ。それからは、津堅親方もそこに行って煙草は吸うようにした。あるとき、津堅親方が、そこで煙草を吸っていると、後ろから追いかけて来た人に鍵をかけられ閉じ込められてしまった。そして、一か月程して、そこを開けてみると、津堅親方は、痩せてはおるが、まだ生きていたそうだ。そして、津堅親方に反対している臣下は、津堅親方をチキンルーという海に連れて行き、馬の鞍に乗せたまま重りをつけて沈めたそうだ。チキンルーの波が高いのは、津堅親方が沈められたからという伝えがある。
全体の記録時間数 3:34
物語の時間数 3:34
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP