
ずっと昔は、物を作って食べることを知らない世の中だったんでしょうね。そのとき、人間には、天から食べ物を落して与えたそうだよ。そうして、最初は、落して与えられたが、食べ残すと、全部、捨てていたって。その間、毎日落して与えられたが、後からは、だんだんそれを食べるだけは食べて、「これは良いものだ。」と、分かってからは、食べ残すと隠しておくようになった。それで、天は次第次第に少なく落とすようになり、後は、食べ物が無くなったそうだよ。「これたちは、何もかも食べ物があるのを知っているから、自分たちで作って食べさせなさい。」と、それから、天は何も落とさなくなったという話だよ。昔は、天と地とは近くて、連絡もできたようだね。アーマンチュの足跡といって、恩納岳の頂上に、窪地で池になった所がある。水溜まりみたいだがね。また、伊波の西にも窪んだと所があるといわれ、そこはアーマンチューが、天の人が立ち上がろうとしたときの足跡だそうだ。その話を聞いたよ。それから、この人がトイレか何かで立ち上がろうとして、天を突き上げたという話もあったよ。
| レコード番号 | 47O421479 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C046 |
| 決定題名 | 兄妹始祖伝説(共通語) |
| 話者がつけた題名 | アーマンチュー |
| 話者名 | 大嶺樽 |
| 話者名かな | おおみねたる |
| 生年月日 | 18990219 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市川崎 |
| 記録日 | 19800802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T43 A1 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上442頁 |
| キーワード | 天,人間,天人,餅, |
| 梗概(こうがい) | ずっと昔は、物を作って食べることを知らない世の中だったんでしょうね。そのとき、人間には、天から食べ物を落して与えたそうだよ。そうして、最初は、落して与えられたが、食べ残すと、全部、捨てていたって。その間、毎日落して与えられたが、後からは、だんだんそれを食べるだけは食べて、「これは良いものだ。」と、分かってからは、食べ残すと隠しておくようになった。それで、天は次第次第に少なく落とすようになり、後は、食べ物が無くなったそうだよ。「これたちは、何もかも食べ物があるのを知っているから、自分たちで作って食べさせなさい。」と、それから、天は何も落とさなくなったという話だよ。昔は、天と地とは近くて、連絡もできたようだね。アーマンチュの足跡といって、恩納岳の頂上に、窪地で池になった所がある。水溜まりみたいだがね。また、伊波の西にも窪んだと所があるといわれ、そこはアーマンチューが、天の人が立ち上がろうとしたときの足跡だそうだ。その話を聞いたよ。それから、この人がトイレか何かで立ち上がろうとして、天を突き上げたという話もあったよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:48 |
| 物語の時間数 | 1:48 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |