
チョーフグン親方は娼婦の子であったので、おろすと言って、水銀を飲んでもおりなかった。そして、腹のなかでものを言い、「私が生まれるときは親の命を取ってうまれるので、普通の所からは生まれない」と親に言った。それで、親は心配していたが、生まれるとき胸を引き裂いてうまれ、成長して沖縄の大将になった。それから、鹿児島が戦を押し寄せてきたが、みんなチョーフグン親方がやっつけた。それで、あの人がいる間は沖縄にはかなわないと、鹿児島は引き返し、どうしかしてあの人を殺してくれと、髭剃りの使いをやった。チョーフグン親方は首だけが肉であった。髭をそるとき、喉にカミソリを押し込もうとしたが、チョーフグン親方はその人の足を二つに引き裂いた。それで、髭剃りも殺されたので、わからなかったが、チョーフグンを殺したという噂が出て、再び戦が押し寄せてきた。きれいに着飾って座らしてあったので、それを見て、この人に殺されるよりは自分で死ぬほうがいいと、鹿児島の人は切腹して死んだ。それで、生きて千人死んで千人ということばがある
| レコード番号 | 47O421149 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C036 |
| 決定題名 | チョーフグン親方(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊芸清眞 |
| 話者名かな | いげいせいしん |
| 生年月日 | 18950908 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市喜屋武 |
| 記録日 | 19800808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T34 B5 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | チョーフグン親方,水銀,戦大将,鹿児島,喉,髭剃り,カミソリ,生きて千人死んで千人 |
| 梗概(こうがい) | チョーフグン親方は娼婦の子であったので、おろすと言って、水銀を飲んでもおりなかった。そして、腹のなかでものを言い、「私が生まれるときは親の命を取ってうまれるので、普通の所からは生まれない」と親に言った。それで、親は心配していたが、生まれるとき胸を引き裂いてうまれ、成長して沖縄の大将になった。それから、鹿児島が戦を押し寄せてきたが、みんなチョーフグン親方がやっつけた。それで、あの人がいる間は沖縄にはかなわないと、鹿児島は引き返し、どうしかしてあの人を殺してくれと、髭剃りの使いをやった。チョーフグン親方は首だけが肉であった。髭をそるとき、喉にカミソリを押し込もうとしたが、チョーフグン親方はその人の足を二つに引き裂いた。それで、髭剃りも殺されたので、わからなかったが、チョーフグンを殺したという噂が出て、再び戦が押し寄せてきた。きれいに着飾って座らしてあったので、それを見て、この人に殺されるよりは自分で死ぬほうがいいと、鹿児島の人は切腹して死んだ。それで、生きて千人死んで千人ということばがある |
| 全体の記録時間数 | 4:03 |
| 物語の時間数 | 4:03 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |