
「私たちの兄さんは、山にこもって人を喰っているというが、本当なのか行って見てこないといけない。」と言って、妹が行ったところ、「遠くから来たのだから、ご飯も食べなさい。」と言って、お汁を食べさせてくれた。すると、そのお汁の中におっぱいの先が入っていたって。「やはり噂の通りだな。人を喰っているんだな。」と思った、すると、兄は包丁を取ったそうだ。「ああ、私も殺されるんだな。」と思って、すぐに、「ムーチーは、嘉例なものだというから、必ずムーチーにはおいでよ。」と言ったから、「はい。」と言って、ムーチーの日に来ることになった。そしたら、妹はアーサを三カゴぐらい取ってきて、立派に洗って太陽に干しては、こうしてもみ、またも、太陽に干してはもんだりして、くり返してアーサは片手のいっぱいになった。もうムーチーの日になったから、この兄さん来たようで、そしたら、「さあ、これはとてもおいしいから食べてちょうだい。」と言って、食べさせたからよ、すぐに腹が膨れて死んでしまったので、「どうにか兄さんを殺すことができた。」と言って、妹は喜んでいたって。
| レコード番号 | 47O421148 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C036 |
| 決定題名 | 鬼の腹破裂(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲宗根ウシ |
| 話者名かな | なかそねうし |
| 生年月日 | 19050810 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄市越来 |
| 記録日 | 19800808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T34 B4 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下496頁 |
| キーワード | 兄,人喰い,妹,包丁,ムーチー,アーサ, |
| 梗概(こうがい) | 「私たちの兄さんは、山にこもって人を喰っているというが、本当なのか行って見てこないといけない。」と言って、妹が行ったところ、「遠くから来たのだから、ご飯も食べなさい。」と言って、お汁を食べさせてくれた。すると、そのお汁の中におっぱいの先が入っていたって。「やはり噂の通りだな。人を喰っているんだな。」と思った、すると、兄は包丁を取ったそうだ。「ああ、私も殺されるんだな。」と思って、すぐに、「ムーチーは、嘉例なものだというから、必ずムーチーにはおいでよ。」と言ったから、「はい。」と言って、ムーチーの日に来ることになった。そしたら、妹はアーサを三カゴぐらい取ってきて、立派に洗って太陽に干しては、こうしてもみ、またも、太陽に干してはもんだりして、くり返してアーサは片手のいっぱいになった。もうムーチーの日になったから、この兄さん来たようで、そしたら、「さあ、これはとてもおいしいから食べてちょうだい。」と言って、食べさせたからよ、すぐに腹が膨れて死んでしまったので、「どうにか兄さんを殺すことができた。」と言って、妹は喜んでいたって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |