雀孝行(シマグチ)

概要

クラーは、「親が病気だから、来なさい。」と連絡したら、「そうなら。」と言って、着物を織っている途中のカシがあるが、着物は織らないで、そのカシをかけたまま、親孝行するために出かけた。また、一方のカーラカンジュヤーも呼んだが、「きれいな着物を着てから、親の孝行をしに行く。」と言った。親の病は重かったのだが。カンジュヤーの羽根はとてもきれいであったよ。クラーはただ首に白い模様が入っているだけであった。親の遺言で、「クラーよ、おまえは倉の下、金持ちの家の軒下で暮らしなさい。」と、親が教えた。そうしたら、「うん。」と、クラーはおこぼれの米を食べてどこにも行かない。また、カーラカンジュヤーは美しい装いをして来たので、「おまえは、親不孝者だから田を突つくなどして苦労して食べなさい。」と言った。それで、カーラカンジュヤーはみんな田んぼをあさって、冬でも夏でも田んぼで餌を捕って食べているって。こんな話だったよ。

再生時間:1:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O421031
CD番号 47O42C032
決定題名 雀孝行(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宜野座三郎
話者名かな ぎのざさぶろう
生年月日 18860101
性別
出身地 具志川市米原
記録日 19800804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T30 B5
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 具志川市史第3巻下8頁
キーワード クラー,着物,親孝行,カーラカンジュヤー,倉の下,
梗概(こうがい) クラーは、「親が病気だから、来なさい。」と連絡したら、「そうなら。」と言って、着物を織っている途中のカシがあるが、着物は織らないで、そのカシをかけたまま、親孝行するために出かけた。また、一方のカーラカンジュヤーも呼んだが、「きれいな着物を着てから、親の孝行をしに行く。」と言った。親の病は重かったのだが。カンジュヤーの羽根はとてもきれいであったよ。クラーはただ首に白い模様が入っているだけであった。親の遺言で、「クラーよ、おまえは倉の下、金持ちの家の軒下で暮らしなさい。」と、親が教えた。そうしたら、「うん。」と、クラーはおこぼれの米を食べてどこにも行かない。また、カーラカンジュヤーは美しい装いをして来たので、「おまえは、親不孝者だから田を突つくなどして苦労して食べなさい。」と言った。それで、カーラカンジュヤーはみんな田んぼをあさって、冬でも夏でも田んぼで餌を捕って食べているって。こんな話だったよ。
全体の記録時間数 1:38
物語の時間数 1:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP