チョーフグン親方(シマグチ)

概要

この人の父親は誰かわからない。それで、母親はカンジャーカニクス(鉄クズ)を煎じて飲み、その子をおろそうとするがなかなかおりなかった。その子は12か月お腹の中にいて、しまいにはお腹の中でものを言った。「私が生まれたらあなたの命はなくなるがそれでもいいか」と言うと、母親は「生まれてもいいよ」と言った。そうして、胸を割って生まれてきた。この人は身体全体が鉄(カニ)で喉だけに肉があった。その後、戦の大将になって、鉄砲の弾があたっても、体はなんでもなかった。大和の戦大将が女に頼んで、チョーフグンの髭をそるときに、殺させた。沖縄はこの人を失ってしまったが、この人の死体をマーチンマシーという所に支えをして立たせた。大和から攻めてきたとき、チョーフグン親方の喉から蛆がサラサラ落ちているのを鳥が群れをなして食べに来ていたので、大和の人たちはチョーフグン親方は死んだと聞いていたが、まだ生きてハチャグミを食べて鳥を飼っていると言った。そうして、生きて千人殺し、死んであとも薩摩の人は生きていると思って切腹して千人死んだ。

再生時間:4:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O421006
CD番号 47O42C032
決定題名 チョーフグン親方(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安里マカト
話者名かな あさとまかと
生年月日 19000304
性別
出身地 具志川市天願
記録日 19800802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T29 B18
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード カンジャーカニクス,チョーフグン親方,喉,大和,戦大将,蛆,鳥,生きて千人死んで千人
梗概(こうがい) この人の父親は誰かわからない。それで、母親はカンジャーカニクス(鉄クズ)を煎じて飲み、その子をおろそうとするがなかなかおりなかった。その子は12か月お腹の中にいて、しまいにはお腹の中でものを言った。「私が生まれたらあなたの命はなくなるがそれでもいいか」と言うと、母親は「生まれてもいいよ」と言った。そうして、胸を割って生まれてきた。この人は身体全体が鉄(カニ)で喉だけに肉があった。その後、戦の大将になって、鉄砲の弾があたっても、体はなんでもなかった。大和の戦大将が女に頼んで、チョーフグンの髭をそるときに、殺させた。沖縄はこの人を失ってしまったが、この人の死体をマーチンマシーという所に支えをして立たせた。大和から攻めてきたとき、チョーフグン親方の喉から蛆がサラサラ落ちているのを鳥が群れをなして食べに来ていたので、大和の人たちはチョーフグン親方は死んだと聞いていたが、まだ生きてハチャグミを食べて鳥を飼っていると言った。そうして、生きて千人殺し、死んであとも薩摩の人は生きていると思って切腹して千人死んだ。
全体の記録時間数 4:45
物語の時間数 4:45
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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