チーグー王(シマグチ)

概要

チーグー王はぜんぜん物を言わなかった。この人は長男で本妻の子、次男は妾の子だった。妾の子は口が達者であった。妾の兄は津堅親方で、津堅親方が、長男は唖なので、次男が王を継ぐべきだといい、身分の高い人達を味方にして、次男が王を継そうになった。また、新城親方という人がいて、今帰仁祝女と御主加那志との子供であったが、王位を継ぐことはできなかったので、新城親方は長男に王位を継がそうとした。新城親方が長男に、「どうか一言おっしゃって下さい、あたなが何もいわなかったら、あなたも私も東の島で畑仕事をしなければならない」と言ったが、長男は何も言おうとしなかった。「私は生きていてもしょうがない、あなたの前で切腹します」と言ったら、「待て新城」と言ったので、「ああ、今度こそものをおっしゃいましたね、もう一度言ってください」と言った。「おい、ヤカー私をあちらに上がらせなさい」と言い、次男をおろして長男が上った。そうして、王位を継いだ。 今日のふくらさや むぬにたとららん ちぶりゆぬ花ぬ ちふちたぐとぅ

再生時間:3:44

民話詳細DATA

レコード番号 47O421005
CD番号 47O42C032
決定題名 チーグー王(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安里マカト
話者名かな あさとまかと
生年月日 19000304
性別
出身地 具志川市天願
記録日 19800802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T29 B17
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード チーグー王,妾の子,王位,津堅親方,今帰仁祝女,御主加那志,新城親方,かぎやで風
梗概(こうがい) チーグー王はぜんぜん物を言わなかった。この人は長男で本妻の子、次男は妾の子だった。妾の子は口が達者であった。妾の兄は津堅親方で、津堅親方が、長男は唖なので、次男が王を継ぐべきだといい、身分の高い人達を味方にして、次男が王を継そうになった。また、新城親方という人がいて、今帰仁祝女と御主加那志との子供であったが、王位を継ぐことはできなかったので、新城親方は長男に王位を継がそうとした。新城親方が長男に、「どうか一言おっしゃって下さい、あたなが何もいわなかったら、あなたも私も東の島で畑仕事をしなければならない」と言ったが、長男は何も言おうとしなかった。「私は生きていてもしょうがない、あなたの前で切腹します」と言ったら、「待て新城」と言ったので、「ああ、今度こそものをおっしゃいましたね、もう一度言ってください」と言った。「おい、ヤカー私をあちらに上がらせなさい」と言い、次男をおろして長男が上った。そうして、王位を継いだ。 今日のふくらさや むぬにたとららん ちぶりゆぬ花ぬ ちふちたぐとぅ
全体の記録時間数 3:44
物語の時間数 3:44
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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