
昔、男が女を知らなくてですね、この男に女を教えることができる人には、ここの財産をあげるということになったわけ。金満家の一人息子だから、女を求めようとしても、どうしても求められんわけさ、女を知らんもんだから。そうして、この男に教えることができるか、あるいはいいことしてもらう女だったら、ここの財産をあげるという知らせを出したら、「じゃ、私がこの男に教えてあげよう。この男に分かるようにさせてみよう。」と言って、女の意地から教えることなったという。それで、男は草刈りに行って、女は芋掘りに行ってですね、女はバーキ(籠)のいっぱい芋を掘って来て、この芋をそこらあたりに散らかしておいた。それからまた、男が草刈りから戻る時間をみはからって、薪を割って、男が来るのを待っておって、来たなとするところで、この女がね、女の下の何を見せたそうだね。もう真っ裸で見せたところ、「あれ、おまえ、ここはどうしたか。」と言ったら、「今日は、もう大変なことになったよ、薪を割るつもりであったんだが、薪でここをけがして、大変なことになったよ。」と言ったら、男は、「ありゃ、これはどうするか、もう早く医者へ行こう。」と言った。これは医者ともやっぱり相談されていて、全然、分からん息子だから、早く医者の家に行こうと言って、その女は連れて行かれて、それから、医者の家で、「じゃあ、これをやるが、あの中はあぶないから、薬つけてやるには手ではできないから、きみのこれ(性器)で薬をつけなさい。」と言われ、ずっと中まで入れて、ちゃんと入れなさいよと言われ、それから、この男もこういう恋心を分かって、初めて女を知ったという話もあります。薪割りの話。
| レコード番号 | 47O420954 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C029 |
| 決定題名 | 下の薬指(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上江洲安次 |
| 話者名かな | うえずあんじ |
| 生年月日 | 19140505 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市塩屋 |
| 記録日 | 19800808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T27 A7 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 15 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 財産,草刈り,芋,斧,薬,傷 |
| 梗概(こうがい) | 昔、男が女を知らなくてですね、この男に女を教えることができる人には、ここの財産をあげるということになったわけ。金満家の一人息子だから、女を求めようとしても、どうしても求められんわけさ、女を知らんもんだから。そうして、この男に教えることができるか、あるいはいいことしてもらう女だったら、ここの財産をあげるという知らせを出したら、「じゃ、私がこの男に教えてあげよう。この男に分かるようにさせてみよう。」と言って、女の意地から教えることなったという。それで、男は草刈りに行って、女は芋掘りに行ってですね、女はバーキ(籠)のいっぱい芋を掘って来て、この芋をそこらあたりに散らかしておいた。それからまた、男が草刈りから戻る時間をみはからって、薪を割って、男が来るのを待っておって、来たなとするところで、この女がね、女の下の何を見せたそうだね。もう真っ裸で見せたところ、「あれ、おまえ、ここはどうしたか。」と言ったら、「今日は、もう大変なことになったよ、薪を割るつもりであったんだが、薪でここをけがして、大変なことになったよ。」と言ったら、男は、「ありゃ、これはどうするか、もう早く医者へ行こう。」と言った。これは医者ともやっぱり相談されていて、全然、分からん息子だから、早く医者の家に行こうと言って、その女は連れて行かれて、それから、医者の家で、「じゃあ、これをやるが、あの中はあぶないから、薬つけてやるには手ではできないから、きみのこれ(性器)で薬をつけなさい。」と言われ、ずっと中まで入れて、ちゃんと入れなさいよと言われ、それから、この男もこういう恋心を分かって、初めて女を知ったという話もあります。薪割りの話。 |
| 全体の記録時間数 | 3:40 |
| 物語の時間数 | 3:40 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |